寺さんと一緒に歌うことは、
「俺達も一緒に歌う曲を考えるけど、佐江ちゃんも、もしいい曲があったら教えてね」
って、寺さんご本人がわざわざ連絡をくださって、何曲か候補をお渡ししたんです。
その中で、「この2曲がいいんじゃない?」って、寺さんをはじめ、五朗さんや、スタッフさんが決めてくれて。結局、私が出した案の中から決めてくださったんです。
「恋人がサンタクロース」は、松任谷由実さんの曲で、寺さんと以前、帝劇の舞台(『朝陽の中で微笑んで』)でもご一緒させてもらったので、ユーミンさんの曲を歌いたいなと思って。時期もちょうど12月で、クリスマスシーズンでもあったから。(第36回)
「恋するフォーチュンクッキー」は、他にもいくつか楽しい曲を候補に挙げた中で、
●恋するフォーチュンクッキー(振り付けも込みで!)
って、リストに私が偉そうに書いてしまって(汗)
そうしたら、「せっかくだから」と、五朗さんや、ゴージャスの時にお世話になった振付師の方や、ゴージャスメンバーの方々と一緒にやったほうが、元気な曲だし、盛り上がるし、「皆、知ってる曲だからいいんじゃない?」ということになって…。
藤林美沙さんが、AKB48の動画をいっぱい見て、振り起こしまでしてくださったんです!
ボーカルも、最初は「寺さんと私で歌う」っていうことだったから、交互に歌っていたんですが、本番前日に、「俺が歌うと気持ち悪くなっちゃうから、やっぱり佐江ちゃん全部歌って!?」って、寺さんに言われて、歌わせてもらいました(笑)。でも、すごく緊張しました...。
これまで自分で歌っていた曲は、#さえとも のライブとかでは歌ったことはあったけど、他の現場で歌わせてもらったことは、卒業後、多分なかったと思うんです。それだけに、「ちゃんと歌わなきゃ」っていう緊張があって。
「恋するフォーチュンクッキー」が、あの日一番のプレッシャーでした。
--意外にも、自分で歌っていた曲が、一番緊張したんですね。
-
[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
-
[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
-
[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
-
[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
-
[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。