[第32回]宮澤佐江「帰れる場所」がある喜び。チャリティライブ『AAA』。一番緊張のあの曲。再会、出会い。愛の原点とは？

刺激というか、城田優さんは、これまでにお会いしたことはあったんですが、お仕事をしたことはなくって。今回、ゴージャスファミリーだとお互いにわかっていたので、「初めましての感覚」がない感じでしゃべってくださって。すごく優しかったです。

一緒にお仕事してみたい人だなぁって、私にとっての「目標」がまたひとつできました。

優くんとお仕事する人は、皆、優くんを好きになっていて、その名のとおり、本当に優しくて。「面倒見がいい方なんだろうな」って、伝わってきました。

－－城田さんも、ミュージカルの第一線で活躍されている方ですね。

そうですよね。

以前、私自身が帝劇の舞台に立つと決まった後に、帝劇で最初に観た舞台が、優くんが出演していた『エリザベート』だったんです。

そのときの優くん演じるトート役が、圧巻で、本当に感動してしまって。あの衝撃は今でも忘れられないくらいです。

その『エリザベート』の楽曲も、今回の『AAA』のライブで歌われていたから、楽屋でずっと「すごいなぁ…」と思いながら、モニターに見入っていました。

優くんと『エリザベート』を歌っていた、愛希れいかさんにも、今回のライブでお会いできて、本当に嬉しかったです。つい最近、「ミラチャイ☆」でもお話した『フラッシュダンス』の舞台で主演をやられていた方で、直接会えた瞬間に、嬉しくて、

「めっちゃくちゃ、感動しましたっ!!」

って、伝えました。（第25回）

今回は新しい出会いあり、そしてやっぱり、一度共演したことのあった方々と、また再会できたのも嬉しかったです。うん。シンプルに嬉しかったし、楽しかったです。

－－今、佐江ちゃんの話を聞いていて、「帰れる場所がある」っていいな、と思いました。

うん、そう! それをすごく感じました。

AKB48グループを何年もやってきたので、自分の「帰れる場所」はそこしかないのかなって思っていましたけど、地球ゴージャスさんとは、自分でもすごく「ご縁」を感じていて。

地球ゴージャスが集まる時に、集まる人皆が、自分にとってはファミリーだと思っている方々ばかりなんです。「帰ってきた。また皆で一緒に演れるんだ」って、自分も感じられたことが嬉しかったです。

－－違う作品にそれぞれ出ているけれど、ファミリーとして集うというのは、なかなかないと思います。