[第45回]宮澤佐江、8/13誕生日「自分のターニングポイントは、自分が決めなきゃ」。先を見据え今を考える

－－「恥をかく事、失敗する事を恐れない」が、30代の身近な目標かもしれない」と。

おぉ…! いい事、言ってますね。

10代、20代を振り返ると、どうしても誰かと比べられてしまう環境で生きてきてしまったので、「自分の弱い部分や、カッコ悪い姿を見せたくない」って、強がって年を重ねてきちゃったところがあるんです。

それが大人になるにつれて、どんどん苦しくなってきてしまって。

30代になったのをきっかけに、「恥をかいてもいい」って、自分の気持ちを開放できたというか、肩の荷をひとつ下ろす事ができました。実際に、この1年過ごしてきて、だいぶ楽になっているのを実感していて、この目標は今後も継続させていきたい目標です。

“自分が自分を信じてあげなきゃいけないな”

とも思うんです。そうですね…、「人生とは?」って、すごく考えるようになりました。でも、30代になって焦っているとか、そういう事では全くなくて。

焦りではないけれど、30代で人生を左右する大きい決断をしなきゃいけない事も、きっとこの先、あるんだろうなって思うんです。

そう思うと、どのタイミングでその決断をするかとか、自分がしっかりプランを考えて、身近で支えてくれる方に、納得いってもらえるようにお話できなきゃいけないなとか。

「自分の人生とは?」って、30代になってすごく意識し始めたところはありますね。

－－これまでの佐江ちゃんから、あまり聞いた事のなかった内容ですね。

これまで、ガムシャラにやってきて、「来るものは拒まず」じゃないけれど、ひとつずつ、とにかく「前に進もう」っていう一心で突っ走ってきて。もちろん、その気持ちは大切だし、今もそう思っているけれど。

でも、何ていうか…、それだけでは先が見えて来なかったりする事もあるなぁ…って。そういう事を20代でいっぱい経験したから。

「ひとつの目標に向かってやる」

じゃないですが、ちゃんと自分で次のステップを組み立ててから、「じゃあ、今こうしていこう」って、マネージャーさんをはじめ、近くで支えてくれる方たちに話して進んでいけるのがいいなぁって。

そう思いながら、今、一生懸命、一緒に進んでいかせてもらってます（笑）

－－佐江ちゃんの中でこれまでとはまた違う、新たな段階に入ったのでしょうか。