池松壮亮と浜辺美波が見た『庵野秀明展』

『庵野秀明展』と『シン・仮面ライダー』の合同記者会見

開幕前日の9月30日(木)に行われた『庵野秀明展』と『シン・仮面ライダー』の合同記者会見。

この日、主演の本郷猛を池松壮亮、ヒロインの緑川ルリ子を浜辺美波が演じることが発表され、サプライズで登壇。庵野秀明とともに会見に応じた。

仮面ライダーの生誕50周年を記念し制作される『シン・仮面ライダー』は、庵野秀明自らが脚本も担当した新作。

展覧会にも、『シン・仮面ライダー』で登場予定のマスクのほか、50年前に使用されていた1号マスクなど「仮面ライダー」にまつわる品々も展示されている。

第4章「憧憬、そして再生」展示風景。『シン・仮面ライダー』資料展示

すでに展覧会会場も見て回ったという池松は「会見前に駆け足で見たのですが、展示されている点数が膨大で全く時間が足りませんでした。

庵野さんの頭の中を覗いている感じ」と興奮気味。さらに「もう一度改めて訪れます」と再訪をアピールした。

浜辺も「ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーがならぶ空間に圧倒されました。(シン・エヴァンゲリオンの)ミニチュアもあって楽しかったです。

原画もたくさんあり、どうしたらこんな表現を思いつくんだろうと考えながら鑑賞しました」と語った。

庵野秀明

庵野は、「展示されているものは資料のほんの一部。いまが一番少なくて、これから残った資料を持ってくるのでどんどん増えていくはず。展覧会を初日に訪れた人は、後半にもう一度来ていただくと、その変化がわかるはず」と、展覧会のさらなる発展も示唆していた。

開催情報

『庵野秀明展』
2021年10月1日(金)~12月19日(日)、国立新美術館にて開催
※事前予約制

『シン・仮面ライダー』
2023年公開予定
脚本・監督:庵野秀明
©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」制作委員会