©2021『99.9-THE MOVIE』製作委員会

12月30日(木)に公開される映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』より、メイキング映像が初解禁された。

本作は、TBSテレビで2016年、2018年に日曜劇場で放送され、熱烈な支持を集めた松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』の映画化作品で、個性豊かな弁護士たちが、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメント。

深山が最大のピンチに見舞われる

日本の刑事事件における裁判有罪率は99.9%。それは日本の司法制度の高い信頼性の証明ともいえる一方、一旦起訴されると検察の考えたストーリーが正しいと鵜呑みにされがち、という大きな落とし穴が。

しかし、たとえ99.9%有罪が確定している事件でも、残りの0.1%が確定しない限り、それは本当の意味で‟事実“にたどり着いたことにはならないー。

本作は、その最後の「0.1%」まで諦めず、事実を追求する弁護士たちの姿を描く。

映画では、超型破りな弁護士・深山(松本潤)、敏腕弁護士・佐田(香川照之)、三代目ヒロインの新米弁護士・穂乃果(杉咲花)の元に15年前に起きた毒物ワイン殺人事件に関する依頼が舞い込んでくる。

その事件には、謎の弁護士・南雲(西島秀俊)とその娘エリ(蒔田彩珠)が関わっていた。深山たちは、事件が起きた村で出会った青年・守(道枝駿佑)の協力を得ながら、事件を徹底的に調べていくことに。

しかし、巧妙に仕掛けられた罠によって、まさかの冤罪を生む事態に、事実だけを求め続けてきた深山に初めて迷いが生まれる。

最大のピンチに見舞われながらも、果たして深山たちは0.1%の事実にたどり着くことができるのか。

松本のいたずらに香川がツッコミ

解禁となったメイキング映像は、深山が史上最大の難事件として挑む毒物ワイン殺人事件が起きた村でのシーン。

松本潤が撮影中に木村監督と真剣な表情で念入りに打合せをする様子から始まり、深山や穂乃果、藤野が佐田とリモートで掛け合いをしているシーンへと続く。

そして深山らが毒物ワイン殺人事件の捜査をするために、事件が起きた村へ行き、現場へ来られなかった佐田とリモートで繋ぐも、深山お得意のいたずらでカメラに手をかざして、佐田とのやりとりを邪魔するコミカルなシーンも。

笑顔を浮かべながら何度もカメラに手をかざす松本に対して、香川が「本セリフまでいかないじゃん!」とツッコミをして、現場みんなが笑いに溢れる様子に、撮影中のチームワークの良さが見て取れる。

佐田側の撮影は後日だったにもかかわらず、現場へ行って撮影に付き合った香川は「最初から現場に行かないといけないと思っていました。リモート画面を使った佐田と深山のおなじみ感あるやりとりも、現場で一緒にリハーサルしたからこそ生まれたやりとりです」と撮影を振り返った。

『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は12月30日(木)公開。