育児書には書いていなかった「離乳食の楽しみ」

そんな面倒だった離乳食、思いの外楽しかったんです。まめが、選り好みはするものの、好きなものはよく食べるタイプだったのも良かったのかもしれません。

とにかく、「なんじゃこりゃ!!」「こんなにうまいものがあったのか!」みたいな、まめのリアクションが楽しくて、「あの“おいちい”お顔がもう一度見たい!」と思った結果…

料理の原動力は、大人用も子ども用も同じで、家族の「おいちい」顔ですよね

人生で初めて、出汁、とりました(笑)。

子ども嫌いだったこの私に、まさか「出汁から離乳食を手作り」する人生がやってくるとは、夢にも思いませんでした…。

「面倒じゃないヤツ」基準で選んだ離乳食の参考書

出汁を自分でとったからといって、「離乳食は手間暇かけて!」と心変わりしたわけではありません。やってみよう、と思えたのには理由がありまして。

それが書籍「フリージング離乳食」。

コレを読んで、「なるほど、冷凍しちゃえば良いのか」と思ったのがきっかけ。手元にあるのは旧版ですが、本当にお世話になりました。

すりつぶす必要がある食材は、大きめのすり鉢を買ってきて、ゴリゴリとまとめてすりつぶしたり、やっぱり香りが良くて喜ばれた出汁は、いっぺんにひと鍋とったりして、とにかく冷凍しまくりました(笑)。

離乳食の調理セットで見かけるすり鉢は小さくて、赤ちゃんの一食分用に見えたので、普通に料理で使えるサイズを購入

製氷皿は、いろいろな大きさのものを多めに用意しておくと楽でしたね。

分量や固さの目安は目につくところに貼っておく

それから、月齢によって食べる量や固さの目安がわかりやすかったのが、「パルシステムの育児情報サイト~子育て123~」というサイトの「分量とかたさのめやす早見表」というページ。

おおざっぱな性格もあり、最初はていねいにやるものの、つくっているうちにどんどん雑になってくるので(苦笑)、適度な量や固さをちょくちょく確認できるよう、対象の月齢部分をプリントアウトして冷蔵庫に貼り出しておきました。

ちょっと油断すると飲み込みにくて、危ないシーンもあったので、後悔しないためにも、目に入るところに貼っておいて良かったな、と思っています。

気になる離乳食のアレルギー問題は…?

たまたま、離乳食真っ只中だった頃、お仕事で専門家の方にお話を聞くチャンスがありまして。その時に書いたのが「【離乳食】“遅らせればアレルギーが出ない”はウソ? 脳の発達を脅かす勘違い」という記事です。

とても参考になったので、ちょっと古い記事ですが、もし気になる方は読んでみてくださいね!

始める前は気が重すぎた離乳食。でも冷凍を活用して慣れてくると、「つくること」自体は、そんなに苦ではなくなる気がします。それ以外の事件が多発するのも離乳食ですが…それはまたの機会にご紹介しますね(笑)。

わが子の「おいちい」顔をたくさん見られますように!

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横浜を愛する母ちゃんライター&エディター。エンタメ、レジャー、ビューティ、ウエディングに終活まで、幅広いジャンルの編集を手がけ、出産を機にライター業もスタート。活字中毒で、歴25年を超えるLUNA SEAのSLAVE(Jスレ)。趣味は、神輿やハーレー(ダンナの後ろ)、家庭菜園など。Instagram 

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