実際のレッスンの様子をレポート!

今回のレッスンを担当してくれたのは、「JAPAN SNOWBOAD ACADEMY たんばら校」インストラクターの笹淵美月さん。
子どもたちとの関係をうまく作りながら、レッスンを進めてくれます。
単に的確に指導するだけでなく、「子どもに “伝える” にはどうすればいいか」がよくわかっているのでしょう、教える子どもたちは、見る間に上達していきます。

まずは準備運動からスタート。
いわゆる「ラジオ体操」のようなものではなく、跳んだり跳ねたり、ぐるぐる回ってみたり、遊びのように進めます。

スノーボードを使うときの注意点(エッジに気をつける等)や扱いを話したあとは、さっそく装着してみます。
退屈な基礎練習を始めるのではなく、何よりもボードの楽しさが実感できる、真っ直ぐ滑りに挑戦。
慣れたら、もうリフトに乗って、ゲレンデへ向かいます。
さっそくゲレンデへ! 見る間に上達

リフトを降りると、さっそく両足にスノーボードを装着してのレッスン。
まずは、サイドスリップの感覚を掴みつつ、お尻をついて止まる練習。
子どもたちは、最初はもちろんおっかなびっくりですが、すぐにコツを掴んで、どんどん上達していきます。

次第に、サイドスリップで、左や右に進む練習に。
姿勢を保てず、背中が曲がってくると、美月先生から、
「おじいちゃんになっているよ」
との声が掛かります。
子どもに、背を伸ばして、と言うと余計に変になってしまう場合があり、このほうが効果的なのだそうです。

レッスン中には、ゲレンデ脇の未圧雪エリアに入って、ふかふかの雪での、雪遊びも行われました。
スノーボードの練習が楽しくても、やはり子どもたちにとって、雪遊びは別格。
ここぞとばかりに無邪気に遊ぶのが、印象的です。

レッスン終了後は、技術レベルの確認を行い、見事に水準に達していれば、バッジがもらえます。
スノーボード初体験のチャレンジ1の場合は、ブレーキ操作、サイドスリップ習得を目指し、終了後にレッドバッジがもらえるのですが、もう子どもたちの目はキラキラ。
上手くなれば、どんどんバッジがもらえ、JSBA(日本スノーボード協会)のバッジテスト合格となると写真まで掲載してもらえるとわかると、やる気を漲らせていました。