本物の家族のようになんでも言い合いたい
左から、堤真一 森田剛 撮影/源賀津己
――おふたりは今回が初共演でしょうか?
堤 昔ドラマ(※02年の『ランチの女王』)では共演したことがあります。そのころの剛くんは、どっちかって言うと反抗期的な雰囲気を漂わせていて、まぁその役にはぴったりだったんですけど。
あれからお互いに歳を取り、丸くなった今、どういう稽古になるのかがとにかく楽しみですね。
森田 堤さんとはドラマの共演以来ですが、なんかこうやってふざけたりするんですよね(笑)。でもその間も見抜かれている気がしますし、だからこそ嘘がつけないというか、堤さん自身、嘘のない方だと思っていて。
改めて舞台での堤さんの役の捉え方、稽古の進め方を身近で感じられるのは、すごく贅沢なことだなと思います。
堤 今回は家族の物語ですけど、僕らも本当の家族のように、稽古中からなんでも言い合えるようになるといいよね。
森田 はい、僕もそう思います。
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