「やせない人の共通点は、体が冷えていること」と話すのは、産後-20kgのダイエットに成功した、元エステティシャン、ダイエット美容家の本島 彩帆里(もとじま さおり)さん。
ご自身も冷え体質を克服したことで、産前よりもやせることができたのだそうです。
本島さんの「ぽかトレ」は、自分で熱を生み出して、体じゅうにその熱を運んで巡らせ、ぽかぽかと温かい体になるメソッド。
本島さん「温かいと代謝がよく、水分の巡りがいいので、老廃物の排出もスムーズ。むくみもなく、太りにくい体質になります」。
毎日特別な時間を取らなくても、コツコツ続けるだけ。ちょっとした工夫が熱を生み出す体に近づけます。本島さんの1日のスケジュールに取り入れると良い「ぽかトレ」をご紹介していきます。
本島さんの著書『ぽかトレ ぽかぽかすれば、体は勝手にヤセたがる!』からお伝えします。
ぽかぽかするクセをつける「ぽかトレ」習慣を1日に取り入れよう
朝は短時間で体のスイッチを入れる
歯磨き中にスクワット
歯磨きをしながら壁の四隅の前に立ってスクワットをします。足の外側とひざを壁にくっつけて腰を下ろしていきます。
下半身を動かすと全身に血液が沢山送られてポカポカしてきます。
白湯を飲む
朝は今まだ活発に動いていません。温かい白湯をゆっくり飲むと胃も消化の準備ができて体もしっかり温まります。
朝食には具だくさんの味噌汁を
冷えた体をしっかり暖めてくれるだけでなく、体に必要な栄養素をしっかり補給できます。また発酵食品も意識して食べるようにしています。テンペ・納豆・キムチ・漬物など、朝食は発酵食品であふれています。
通勤中・デスクワーク時はずっと同じ姿勢を続けない
立ち姿のときは、足先を広げて
つり革をもってバランスをとりながら、足元はちゃっかり骨盤リセット。かかとをつけて無理なくつま先を開きます。ひざをぐっとしめて立ってみて。
午前中のデスクワークでは手足を温める
手首が冷えやすい人は手首ウォーマーを。足元にはレッグウォーマーを。足首を温めるだけで足先も冷え予防になります。
夕方は疲れをとる!
デスクの下で足裏マッサージ
デスクの下でこっそりできるのは足裏マッサージ。ゴルフボールで足裏をコロコロ。足裏は全身のツボが密集しているのでこまめにケアします。
椅子の上に正座
足のむくみや冷えが気になりだしたら、夕方にお勧めしたいのが正座。
30秒から1分正座して元の姿勢に戻すと足の血管が圧迫され、同時に勢い良く血液が巡り温まります。