「家族にはいろんな形がある」改めて考える自身の“家族”のこと
撮影/川野結李歌
──その果てに見えてくるのが、“家族”というテーマですね。
大西 さっき南さんもおっしゃったみたいに、家族にはいろんな形があって、愛の形にもいろんなものがあって。いいものも悪いものもありますし。そんな中で、愛の伝え方や家族との距離感、家族の大切さを感じていただければ。
──おふたり人も“家族”について考えさせられましたか?
南 撮影している中で、家族のことを思い出す瞬間はありました。(窪一家とは)全然違いますけど(笑)。私は母も父も大好きで、なにかあったらすぐに相談しますし、家が自分の居場所だなと感じています。ずっと一緒にいて、支えてくれるのが家族。つらいことがあったら楽しい場所に連れ出してもくれますし。すっかり甘えちゃっていますね。
大西 僕の実家は兵庫なので、お仕事で東京にいることが多い分、直接会う機会が減ってしまいました。でも、ちょくちょく電話していますし、実家で飼っている猫ちゃんの写真や動画を送ってもらったりしています。僕をいつも癒してくれるのが家族で、帰りたいなと常に思うくらい温かい場所が実家。この映画の家族とはだいぶ違いますけど(笑)、すごく仲のいい家族です。
作品情報
映画『この子は邪悪』
9月1日(木)より新宿バルト9他にて全国公開
Ⓒ2022「この子は邪悪」製作委員会
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