子ども用の銀行口座の注意点
印鑑や暗証番号の紛失
開設した当初は入金がメインになり、印鑑や暗証番号を使う機会はそれほどないでしょう。そのため、いざ出金のときに印鑑が見つからなかったり、暗証番号を忘れていたりする可能性があります。
筆者は、いずれ子どもに管理を完全に任せ、一生使ってほしいという願いも込めて、下の名前でそれぞれ印鑑を作りました。誰の印鑑なのか一目瞭然になるのでおすすめです。
休眠口座になったり、口座管理手数料がかかったりする場合がある
一般的に、10年以上取り引きがない場合には休眠口座とみなされ、面倒な手続きが必要になるほか、民間公益活動に利用される可能性もでてきます。最近では2年間未使用の口座に口座管理手数料を設定する銀行もあります。
子ども口座をお年玉の入金だけで利用していると、成長しお年玉をもらわなくなることで放置する可能性もあるので、ぜひおこづかいも含め、子どもの日常的なお金の管理に活用してくださいね。
ここまでお話しした、子ども用の銀行口座のメリットと注意点を踏まえ、実際の金融機関選びに大切なことを見ていきましょう。
関連記事