3:使用制限や時間制限機能がある

「『そろそろやめてね』とか『もうおしまいだよ』とか親がいちいちやめさせるための声かけをするのがイヤだったので、ペアレンタルコントロール機能があって時間制限ができるものを選びました」

こういった声は多く聞かれました。

確かに、筆者宅では特にペアレンタルコントロールのような機能のない、親が使っていたタブレットを渡してしまったのですが、時間制限を伝えて渡してもなかなか時間通りに終われないもの。結局親側がしびれを切らして声かけすることも多く、最初の設定が肝心だなと反省したものです。

時間制限だけでなく、子どもにはまだ見てほしくないコンテンツやサイトなどをあらかじめ制限できる機能もあります。そういった機能が搭載されていないものもあり、搭載されていても機種ごとに設定はさまざまなので、事前に調べてみましょう。

また、視力の心配があるかと思いますが、画面と顔が近い、姿勢が悪いときのアラート機能や、ブルーライトを抑えたりバックライトを自動調整するモードがあるタブレットもありますので、目の保護の観点から選ぶのもいいかもしれません。

4:欲しいアプリが使える

子ども向けの知育アプリが充実している、お絵かきアプリがある、読書ができるなど、使いたいアプリがそのタブレットに搭載されている、ストアで買えるかどうかで選ぶという意見もありました。

子どもにタブレットでどんなことをしてほしいかという目的や用途によって、入れたいアプリも違ってくるでしょう。

また、アプリをダウンロードする際はアプリ内広告、アプリ内課金がないものを選びたいところですが、「Amazon Fireタブレット」のように、もともと広告や課金のない安全なアプリだけが厳選されているタブレットもあります。

5:価格が安い

安ければいいというものではないものの、「コスパ重視」というママもいました。

1万円以下で買えるタブレットもあるため、最初に与えるものとしてはそのくらいで十分、と考える人もいるでしょう。

安い分動作スピードが遅かったり、操作感がイマイチというケースもあるようですが、それが初めてのタブレットの場合「そういうものだ」と思ってさほど気にならなかったりもします。

長く使う、あるいは親子で使うようなケースであれば、多少高くても品質や機能性が確かなものを選んだほうがいいかもしれませんが、最初の1台として様子を見たい場合はコスパ重視で選ぶのもアリです。