ライブではメンバー全員を見てほしい

左から)KEVIN、FUMINORI 撮影/友野雄

――「心が繋がるなら」という歌詞がありますが、メンバーと「今、心が通じ合ったな」と感じる瞬間を教えてください。

FUMINORI ベタですけど、パッと同じ言葉が同時に出たときは繋がったな、というのはありますね。

FUMIYA めちゃめちゃあるよね。

SHOOT 僕はライブじゃないかなと思います。もちろん、物理的な繋がりもありますけども、言葉にしなくても、踊ってるだけで、とか、歌ってるだけで、ライブ中に目が合うだけで、とか。一体感が生まれてるなと思いますし、ライブ前の円陣もひとつになれてるな、と思います。それでいうとファンの皆さんともライブのときに一つになれていますし。もっともっとみんなと心が繋がっていきたいな、と思います。

FUMINORI 僕も……ライブで(笑)。

SHOOT (笑)。

MORRIE それこそ、僕らでもほんと「ずっとずっと前から繋がってる」……。

FUMINORI 話題がもーりーしゅーとの『ずっともっと』!

TAKUYA このMV撮影がワンカットだったので、ミスできないという気持ちは繋がっていましたね。

SHOOT あそこは繋がってたね。

TAKUYA みんなで作り上げるものがあるときには感じます。

KEVIN 僕が作った楽曲は自分でディレクションもやるんですけど、楽曲を送った後に、レコーディングのときに「意図をちゃんとくみ取って歌ってくれてるな」と感じることが多くて。そのときは言葉にはしないけど、嬉しい、というのはあります。

左から)MORRIE、YUMA 撮影/友野雄

――作る人ならではのポイントですね。

KEVIN そうですね。

FUMIYA リハをやっているときやライブ直前とか、後ろから圧を感じくらいの勢いが感じられるんで、そこはみんな息が合ってるな、どんどん楽しくなってるな、どんどんどんどんやる! みたいな感じが伝わってきてめちゃめちゃ繋がってるな、って思います。

――たくさんの数のライブをされていますけど、そういった部分で変わってきたところはありますか?

FUMIYA 昔からライブ直前のリハーサルでは、みんないつも以上にメラメラするというのはありますけど、やっぱり1個のものを作り上げるために頑張るぞ、という思いはより増した気がします。

SEIYA バディフェスでコントをやったんですけど、初めてのことだったので、みんなで合わせたりとか、会話のテンポ感を掴むときに感じます。コントも、結構みんなうまかったので、面白かったですね。

SHOW 僕はそうですね……。ライブ前にいつも袖でふみくんがみんなにハグしてくれるんですけど、それがすごく好きで。バディフェスのときに、何か足りないな、と思ったら、ふみくんとハグしてなかったんです。円陣に並んでルーティン化している部分もあって、僕は好きですね。

FUMINORI もうそれで絶対言っちゃダメなやつだよ~。

SHOOT じゃあ書かないでおいていただいて。

FUMINORI やめて~めちゃめちゃ書いてください!

YUMA やっぱりライブ前の円陣のときですね。メンバーで手を重ねて、ふみくんがライブに向けての気持ちとか、確認事項を話すんですけど、心が同じ方向に向かっていて、繋がっている感じはします。

HARUKI 何回かイベントに出させていただくことも増えてきて、他のグループさんと共演するときに、BUDDiiSは絶対に負けないぞ! という気持ちが一体感というか、繋がってるなっていうのは、感じます。

左から)SHOOT、SEIYA 撮影/友野雄

――ライブのお話がいろいろ出たんですけど、今度のライブは野音ということで……。野音でのライブがまだイメージが湧かないファンの方も多いかと思うんですが。

FUMINORI 僕らもまだ全然です。それこそFUMIYAとちょっと話してたんですけど、本当にパフォーマンス勝負になるねって。

FUMIYA うん、そうですね。

FUMINORI ひとつの動きに対して、多分やってる1.5倍、2倍ぐらい大きく動かないと負けちゃうな、というか。ひとつ試練じゃないですけど、壁が1個あるな、と思います。でも僕たちはそういうのが大好物なんで。

FUMIYA 楽しみですね。

FUMINORI ここで逆に盛り上げられたら、何かまた先……というか、それこそフェスだったりも見えてくるのかな、と感じるのですごく楽しみです。

左から)FUMIYA、SHOW 撮影/友野雄

――野外のライブでやってみたいな、と思っていることはありますか?

SHOOT 水をかけたいですね。バァーーッ!って。できるか分からないですけど。

一同 あ~!

SHOOT 野外ならではの演出とかパフォーマンスができたら、みなさんにも来てよかったなって思ってもらえると思いますし、僕らもまた新たな自分たちの姿を見せれると思うんで。せっかくなら、野外らしいライブにできたらいいなっていうふうに話してますね。

――ちなみに、『Magic』の歌詞に「僕だけを見ててよ」とありますが、ライブで僕だけを見ていてほしいって思う瞬間ってあるものなんですか?

SHOOT 僕はないですね。

FUMIYA うん、ないかも。

――みんなを見て、という意識?

SHOOT そうですね。みんなを見てほしい。もちろんファンの人は誰推しとかあると思いますけど、僕たちはグループでやっていますし、みんなが目立てるように僕らも演出を組んだり、ダンス面だったりも考えているので。誰だけを見て、という気持ちも大事かもしれないですけど、みんなを見て、「BUDDiiSっていいグループだな」と思って帰ってくれたら、それが一番嬉しいなって思いますね。

FUMIYA それこそ、ライブやイベントでパフォーマンスする『The One』のセリフの部分で、みんなが「キャーッ!」って言ってくれると嬉しいです。

SHOOT もちろん自分たちそれぞれ褒められたら嬉しいですけど、メンバーを褒めてくれてるのは嬉しいです。

左から)TAKUYA、HARUKI 撮影/友野雄

――他の楽曲もそうですけど、グループ全体を見せるという楽曲が多いですよね。

FUMIYA そうですね。ライブとかは特に意識をしています。だから、楽曲でまたこういうアプローチができたのは1個大きいのかなって思います。

――その意識は最初のころからあったんですか?

SHOOT いや、でもより強くなっていると思います。それこそ『OZ』でみんなマイクを持っていたり、昨年出演したももいろ歌合戦でも、ラップメンバーが歌ったりとか、そういう表現をしたときに、反応がすごく良かったり、やってる僕たちですら歌ってるの新鮮でいいねって、楽しかったんです。そういうのが一番いいな、と思って。

楽しくやることが大前提なんですけど、みんながより目立って、それぞれ強さがあって、ということが一番のグループの強みになればいいな、と思います。