疲れた胃腸には漢方薬でのケアもおすすめ

胃バテの解消には漢方薬もおすすめです。漢方薬は自然由来の生薬成分からなる医薬品で、胃の不調に対して消化器科などで処方されています。

胃バテのおもな原因は、気温差やストレスによる自律神経の乱れ、冷えなどによる胃腸の機能低下です。

胃バテ対策には、

・胃腸の機能を回復させる
・自律神経のバランスを整える
・からだを温めて、冷えが原因の食欲不振を改善する

などの働きを持つ漢方薬を選び、根本的な改善を目指します。

ストレス社会ともいわれる現代、ストレス対策やバランスのよい食事を心がけていても、難しい日もあるかもしれません。しかし、漢方薬なら自分に適したものを毎日服用するだけなので、簡単に続けることが可能です。

胃の疲れにお困りの人におすすめの漢方

・六君子湯(りっくんしとう):「気」(エネルギー)を補ってめぐらせ、胃腸の働きをよくします。胃が弱く、食欲がなくて疲れやすい人におすすめです。

・安中散(あんちゅうさん):胃を温め、冷えやストレスによる胃痛・胃もたれに効果を発揮します。体力があまりなく、胃痛や腹痛を感じる人に用います。

漢方薬を選ぶ際には、自分の体質や症状に適したものを見極める必要があります。合わないものを選んでしまうと、思わぬ副作用が出ることもあるので注意しなければなりません。そのため、漢方薬に詳しい医師・薬剤師に相談するとよいでしょう。

スマホひとつでプロに相談できる「あんしん漢方」のようなオンライン漢方サービスを利用するのも安心です。漢方のプロがAIを駆使してあなたに合った漢方薬を見極めてくれます。お手頃価格で自宅に配送してくれるので、とても便利ですよ。

セルフケアで胃バテに負けない夏を送ろう!

夏は胃バテしやすい季節です。胃にやさしい食事をバランスよく摂り、寝る直前には食事をしない、喫煙・飲酒を避けるなど、生活習慣を見直しましょう。香辛料やスポーツドリンクは、摂り過ぎると胃バテにつながる場合もあるので、ほどほどにすることが欠かせません。

疲れた胃には、漢方薬を服用するのもおすすめです。専門家に気軽に相談してみてくださいね。

胃バテに負けない、健やかな夏を送りましょう。

■この記事を書いた人

あんしん漢方薬剤師:山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストラン等15社以上のメニュー開発にも携わる。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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