来場者全員に「仮面ティーチャー」特製絵馬が配られた
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その後も劇場版からはボン役で出演した京本大我(ジャニーズJr.)、華空学院新生徒会の副会長役で出演した佐久間大介(ジャニーズJr.内ユニットSnow Manメンバー)、同書記役で出演した阿部亮平(同前)、同会計役で出演した宮舘涼太(同前)が登壇。特別ドラマ版から井川康介役の安井謙太郎(ジャニーズJr.)、遊沢礼治役の松村北斗(同前)、神楽瑛太役の田中樹(同前)が舞台に上がると、今度は舞台両側からバン! という轟音とともに噴き出したスモークでステージが真っ白に。


すると会場のあちこちから「荒木剛太、荒木剛太」の掛け声がかかり、次の瞬間、ステージ下から人影が上がってくるのが分かると、会場のボルテージは一気にアップ。そう、そのシルエットこそ仮面ティーチャーこと荒木剛太を演じた藤ヶ谷太輔だったのだ。

青木アナ「それでは早速、藤ヶ谷さんからご挨拶をお願い致します」

藤ヶ谷「荒木剛太役をやらせていただきました藤ヶ谷太輔です。『仮面ティーチャー』の特別ドラマも劇場版も、本当に熱いメッセージが入った作品になっています。そのメッセージがみんなにどう届くのか、いまからすごく楽しみです。今日は限られた時間ですけども、存分に楽しんでいってください。よろしくお願いします」

ここで思いがけないハプニングが。金髪先生の塚田が先陣を切って藤ヶ谷を胴上げしたのだ。高く高く、二度三度と宙を舞う藤ヶ谷。あまりのことに胴上げされた藤ヶ谷は「いまのは何ですか?」と戸惑いを隠せない。

塚田「僕たち、本当に荒木剛太先生にお世話になったんです。その感謝の気持ちを込めて、胴上げをしようと思ったんです」

そこからは登壇者が順番に挨拶をし、青木アナが「本日は『仮面ティーチャー』の特別ドラマと劇場版の生徒のみなさんが勢ぞろいした大変レアなイベントでございます」と一言。

藤ヶ谷も「作品の中でも、みんながこれだけ揃うこともないですからね」と、このイベントが如何に特別なものかをアピールした。

青木アナ「しかも、1000人のみなさんが課外授業を受けたいということで集まってくれました」

藤ヶ谷「じゃあ、もう、凄まじいものになりますよ。自分の生徒が増えるのはすごく嬉しいし、今日は厳しくいきたいと思います(笑)」

そこで青木アナが改めて大きな声で「仮面ティーチャーこと荒木先生、劇場版の華空学院、そして特別ドラマの聖フィクショナルハイスクールの生徒のみなさん、そして金髪先生も一緒に、これから課外授業を始めます!」とイベントの開幕を告げ、観客のみんなの「イエ~イ!」の声とともに特別“課外授業”は幕を開けた。

【1時間目】

青木アナ「この1時間目では、映画の公式ツイッターで募集をしたみなさんの悩みに檀上のみなさんが答えるというものです。ということで、ひとつ目はこちらです」
スクリーンに悩みが映し出される。

「受験が近づいてきて不安です。本番で緊張しないコツやおまじないなど、あれば教えてください」

青木アナ「これは時期が時期だけに非常に多かった生徒のみなさんの悩みのひとつなんですけどね。みなさんもコンサートなどでステージに立ったときに緊張することがあるかもしれないですけど、いいコツがあるよ、という方いらっしゃいますか?」

「はい!」と真っ先に元気よく手を挙げたのは、金髪先生の塚田だ。

「いっぱい練習することです。僕たちはステージに立つ機会があるんですけど、やっぱり練習あるのみだと思います。実際に受験で合格している人はいっぱい勉強していると思います。あとは体調を崩さないように、身体を温かくしたり、ご飯をいっぱい食べたり、そういうことが大事だと思います」

安井「はい。そうですね~緊張することがなんかいけないことのようにみなさん思ってるような気がするんですけど、緊張することって全然悪いことじゃなくて。緊張してるからこそ出せる力もあると思うので、緊張を恐れずやっていただけたらなと思いますね」

青木アナ「安井さんは、どういうときに緊張されますか?」

安井「僕、いまも緊張してます(笑)。緊張してないように見えるって言われるんですけど。だから、受験会場のほかの緊張してないように見える人たちもみんな緊張していると思いますよ」

青木アナ「なるほどね。緊張自体もそんなに悪いことではないと?」

安井「そうだと思います。そういう逆転の発想で受験に臨んでいただけたら、いい結果が出るんじゃないかな~と僕は思います。あと、ブドウ糖を食べるといいですよ。頭の回転がよくなるので(笑)」

青木アナ「荒木先生にもうかがいたいと思います。藤ヶ谷さん、どうですか?」

藤ヶ谷「自分たちの仕事もそうですけど、チャンスをつかめるのはやっぱり準備をした奴だけだと思いますね。あと、いい緊張と悪い緊張がみんなにもあると思うんですけど、俺の場合はいい緊張だけを取り入れて、その緊張を楽しむようにしています」

青木アナ「緊張を楽しむ?」

藤ヶ谷「そうそう。あっ、俺、いま緊張している、私、緊張しているっていうことを楽しめは絶対大丈夫ですよ」

その言葉に反応して、客席から女生徒の「頑張る!」という声が聞こえ、その声に気づいた藤ヶ谷が「うん?」と耳を傾ける。すると、さっきより大きな声で「頑張る!」という彼女の声が返ってきた。

藤ヶ谷「もう頑張るしかないですから、本当に。大変だと思いますけど、人と比べることなく、自分と勝負するというか、なんかそういう感じで頑張って欲しいと思います」

青木アナ「さあ、続いての悩みに参りましょう。続いてはこちらです」