20年近いキャリアを持つ韓国ミュージカル俳優エノクが、トロット歌手としても活動し、音楽サバイバル番組に出演して以降さらに幅広い活躍を見せている。

昨年11月には東京で開催された『現役歌王 ALL STAR DREAM MATCH』に出演し、日本の観客の熱い声援を浴びた。

この2月には同コンサートの大阪公演に加え、初のソロコンサートを控えて準備を重ねているエノクが取材に応えてくれた。盛りだくさんの内容となったインタビューの前編をお届けする。

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  • ENOCH(エノク) 写真提供:EMK ENTERTAINMENT. Co., Ltd.
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音楽好きの両親へのプレゼントのつもりでトロットに挑戦

――昨秋『現役歌王 ALL STAR DREAM MATCH』で日本のステージの感想をお聞かせください。日本の観客は静かだと言われていますが、どう感じましたか?

日本のファンの皆さんは韓国まで私のミュージカルを見に来てくださるんですが、この前の『現役歌王』に来てくださった方々もそうしたミュージカルの観客と似ていると感じました。

確かに皆さん静かで、コンサートで歌っている時とは雰囲気がちょっと違って、ミュージカルの公演をしているような気になりました。

ですが、温かく見守ってくださっているのが感じられて、それがとてもうれしかったです。

――韓国では’22年の音楽番組『燃えるトロットマン』からトロット(韓国演歌)歌手としても活動され、活躍の場を広げていますが、トロットに挑戦しようと思ったきっかけは?

もともと何か大きな夢を持って挑戦したわけではありません。最初は両親のためのイベントといった気持ちでした。私の両親はとても音楽が好きで、中でもトロットは年配の方が好きですから、「うちの息子もあんな歌を歌ってみたらいいのに」とずっと言われていたんです。

それで、オーディション番組で予選を通ってテレビに一度出れば両親へのプレゼントになるんじゃないか、と軽く考えて始めたんです。

いざ始めたら、とても深みのある魅力的なジャンルだと感じて、本格的に取り組んでみたくなりました。

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