こむら返りが起きる原因
ここからは、こむら返りが起こる主な2つの原因についてみていきましょう。
1.血行不良
血液の流れが滞ることは、筋肉にとっては大きなストレスです。
とくに、冷えや、デスクワークや立ち仕事などで同じ姿勢をとり続けることは、筋肉を緊張させ、血管を圧迫する原因になります。血行不良が起こると、筋肉に必要な栄養や酸素がうまく運ばれず、けいれんを起こしやすくなります。
また、運動不足も血行不良を招く重大な要因のひとつです。ふくらはぎは本来、心臓から送られた血液を送り返す重要なポンプの役割を担っています。しかし、運動不足などでふくらはぎの筋肉量が減ると、このポンプ機能が低下し、血行不良を招くといった悪循環に陥りやすくなるのです。
2.水分不足
体内の水分不足もこむら返りの原因のひとつです。筋肉の収縮・弛緩には、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムといったミネラルのバランスが深く関わっています。
しかし、汗をかき体内の水分が失われると、このミネラルバランスが崩れ、筋肉が異常に収縮し、こむら返りを引き起こします。
汗をかきやすい夏は水分不足になりやすいのですが、実は冬も油断大敵です。
冬は空気の乾燥によって皮膚や呼気から水分が逃げていきます。さらに、夏に比べるとのどの渇きを感じにくく、水分補給の機会が減りがちで、気づかないうちに「隠れ脱水」の状態になりやすいのです。
こむら返りが起きたらどうすればいい?
こむら返りが起きたときは、無理に揉んだり叩いたりしてはいけません。まずは焦らずに、以下のように収縮して固まった筋肉を伸ばすことが大切です。
(1) 座った状態で、こむら返りが起きた足を前に伸ばす。
(2) 足の指先をつかんで、からだ側にゆっくり引く。
(3) 手が届かない場合は、タオルを足先に引っかけゆっくり引く。
(4) 症状が収まったら患部をやさしくマッサージする。
こむら返りは突然起こることが多いので、慌てずに落ち着いて手順をひとつずつこなしていきましょう。痛みが引くまで無理をしすぎないように注意してください。


























