13位:グルート
ロケットの良き相棒にして、"お年頃"のヒューマノイド
人型植物のヒューマノイドであるグルート。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で赤ん坊サイズになってしまった彼も、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、思春期相当の姿にまで成長。
ワカンダ戦でも大活躍し、伸縮自在の腕を使って、サノスの兵を次々と串刺しに。
再生力も高く頑丈な体は、銃弾も跳ねのけ、攻守ともにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの中でもトップクラスです。
しかし、宇宙船墜落などの大きな衝撃には耐えられず、ベビー・グルート化してしまうと、戦闘能力もほぼ皆無なのが、惜しいところですね。
12位:ガモーラ
サノスも実力を認める、かつての"銀河一残酷な女"
サノスによって、故郷を滅ぼされた後に誘拐され、過酷な訓練と人体改造により、殺人兵器として育てられたガモーラ。
離反を企てガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの一員となり、以降は銀河の守護者として活躍していました。
かつてはサノスの元で暗殺者として暗躍し、その実力は"銀河一残酷な女"と言わしめるほど。
共に訓練に挑んだサノスの養子たちにも勝利し続け、「自分の後を継ぐのはお前だ」と、サノスも認めるほどの殺傷能力を持っていました。
誰よりも辛い思いをしているにもかかわらず、最後までインフィニティ・ストーンを守ろうと気丈に抵抗し続けた、優しく芯の強い女性です。
11位:ブラック・ウィドウ
アベンジャーズ創立メンバーとしての、圧倒的貫禄
幼少期より過酷なスパイ訓練を受けた、 S.H.I.E.L.D.の元エージェントにして、アベンジャーズ創立以来のメンバー。
いちスパイながら、MCUにおける実績と経験値はトップクラス!
映画『アベンジャーズ』以降、これまでにチタウリ、ヒドラの精鋭武装集団、ウルトロン等の強敵も、ほぼ生身の接近戦で多数退けています。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では窮地のヴィジョン&ワンダを救い、ワカンダ戦でもサノス直属の部下、プロキシマとほぼ互角に戦っていました。
超人だらけのアベンジャーズにおいて、フィジカル的に圧倒的に劣るはずなのに、初期よりずっと肩を並べて戦い、勝利し続けたブラックウィドウ。
なんだろう。彼女が現れてくれた瞬間の、絶対的な安心感は!
特殊な武器や能力を持たない、文字通り"生身のただの人間"の中では、1番の強さだと思います。
フェーズ4で、彼女の過去がさらに明らかに!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも、人口が半分になり崩壊した世界で、1人アベンジャーズ施設に残り、世界に残る問題を解決していました。
ソウル・ストーン入手ミッションの際も、親友ホークアイを守るため、迷いなく自らを犠牲にします。
強いだけでなく、本当に仲間想いで心優しい女性なんです。
フェーズ4の幕開けとなる、『ブラック・ウィドウ(原題)』(2020年5月1日全米公開)で、彼女の過去や新たな一面を、さらに知ることが出来るでしょう!
10位:ウィンター・ソルジャー
キャプテン・アメリカにも引けを取らない、超人的な身体能力
かつてヒドラに洗脳され、暗殺者「ウィンター・ソルジャー」に仕立て上げられた、キャプテン・アメリカの無二の親友。
違法な超人血清の投与や改造手術で、常人離れした肉体となり、超人兵士であるキャップにも引けを取らないほどの身体能力を持っています。
射撃能力や、ナイフ捌きの腕前も非常に優れており、肉弾戦でもほぼ負け無しの戦闘力です。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、ブラックパンサーからヴィブラニウム製の義手を提供され、ワカンダ戦に参戦。
超人的身体能力や、戦闘能力の高さは健在で、ライフル片手にサノスの大軍を一掃して行きます。
武器がライフルと義手だけなのが少しマイナスですが、それを上回る身体能力と、くぐってきた修羅場の数に経験値。
そしてなにより、キャップと肩を並べて戦える数少ないメンバーであることから、上位のランクインです。
9位:ブラックパンサー
超文明国ワカンダの国王にして、圧倒的ヒーロー
神秘のハーブの力で超人的な身体能力を持ち、万能物質ヴィブラニウム製のスーツに身を包んで、ブラックパンサーとして活躍する、ワカンダの若き国王。
ヴィヴラニウム製の鋭い爪と、高い身体能力で、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、キャップ、ウィンター・ソルジャーとも、互角に戦ったほどの実力!
『ブラックパンサー』で妹のシュリより提供された新スーツは、ナノテクを駆使し、相手の攻撃を溜めこんで反撃に使える機能も実装。
これにより、接近戦だけでなく広範囲もカバー出来るようになり、対多数の戦いでもかなり有利になりました。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、ワカンダに攻め入ったサノスの軍に、「ここは私の国だ」と真っ向から言い切り、キャップと共に先陣を切って、戦いに身を投じます。
ハーブの力とスーツありきとは言え、国王としての統治力や人間性、そして多数のワカンダ軍を動かせる立場にあるのは、かなり高ポイント。
持ち前の超人的身体能力を発揮し、護衛を振り切る勢いで率先して戦う陛下の背中は、何度見ても尊く、ワカンダ入国を強く希望してしまいます…!
8位:スカーレット・ウィッチ
インフィニティ・ストーン由来の力を操る 改造人間
マインド・ストーンを利用したヒドラの人体実験で、テレキネシス、マインドコントロールなどの特殊能力を得た改造人間である、スカーレット・ウィッチ(ワンダ・マキシモフ)。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のラストよりアベンジャーズに加入し、訓練を受けてきました。
インフィニティ・ストーンが力の源なだけあって、強力なテレキネシス能力は、攻撃、防御、飛行、除染、洗脳など、幅広く使うことが出来ます。
インフィニティ・ストーンをも破壊できるほどの力を持つ彼女ですが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、もうひとつ力を使いこなせていない印象でした。
ですが、愛するヴィジョンを奪われ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で再びサノスと対峙したワンダは、凄まじい気迫で攻撃を仕掛けます。
武器を破壊し、アーマーを引き剥がして、体をも引き裂かんとするばかり。
サノスが思わず危機感を覚え、自軍が壊滅するのも厭わず、上空からの大量射撃を実行したほど。
もはや失うものもなく、本気で殺そうと力を解放したワンダの強さは、ゾッとするほどでした。
メンタルや体術等の鍛錬を積み、さらに完全に能力を使いこなせるようになれば、アベンジャーズでも類を見ない強さを誇るメンバーになることと思います!