@ファストフード/Wハンバーグ+ ポテトなし+ノンシュガードリンク
最近は糖質オフメニューも増えてきた、ハンバーガーがメインのファストフード。
ファストフードも、タンパク質ガッツリ系が基本。Wハンバーグや、月見ハンバーグなど、タンパク質がWで入っているものにしましょう。
もちろん、フライドポテトや甘いシェイクはNG。セットにするなら、生野菜サラダ+ノンシュガードリンクにしましょう。出典『「ごはん」は最後に食べなさい 「食べグセ」でかんたん瘦せ』
@焼き肉/脂身より高糖質なタレに注意
糖質オフダイエットでは焼き肉は比較的安全な外食メニュー。
ただし気をつけたいのがタレです。
焼き肉は、糖質制限中におすすめしたいメニューのひとつです。
ビタミンB群や鉄、亜鉛、脂肪燃焼成分のL−カルニチンもたっぷり摂れる赤身肉をガッツリ摂りたいものです。
肉は糖質ゼロですから、血糖値が急上昇する心配はありません。でも、使用するタレによっては、高糖質メニューになってしまいます。市販のタレには、ブドウ糖果糖液糖などがたっぷり含まれています。そこで、タレよりも、できるだけ塩やレモン、ワサビなどを使うようにしましょう。
どうしてもタレを食べたい人は、 塩4:タレ1の割合を守り、一番最後にタレをいただきましょう。出典『「ごはん」は最後に食べなさい 「食べグセ」でかんたん瘦せ』
@ドリンクバー/「3杯希釈の法則」を守ろう!
ファミレスやパーティー会場のドリンクバーでも甘い飲み物に要注意。
水分は吸収が速く、糖分の多い飲み物は血糖値が上がりやすくなります。
とはいっても、飲み物を楽しみたい時もありますよね。
覚えておいてほしいのが、「3杯希釈の法則」です。
1杯目、2杯目を糖質ゼロのものにしておけば、体の中で希釈したも同然。
食事中に飲んでいいのは、ノンシュガードリンクだけ。食後であれば、デザート代わりにジュースを飲んでもかまいません。お楽しみは一番最後にとっておきましょう! 最後の1杯だけは、ご褒美ドリンクOK!出典『「ごはん」は最後に食べなさい 「食べグセ」でかんたん瘦せ』
@居酒屋/お通しこそ最後に食べる
糖質制限中に避けたい調味料として、みりんやお酒もあげられます。
ヘルシーに見える和食にも多いので、注意してくださいね。
居酒屋さんでお酒を注文すると、まず最初に出てくる「お通し」。
ゴボウのキンピラ、ヒジキとニンジンの煮付けなど、根菜類を甘辛く煮た家庭 的な和惣菜がよく出てきますよね。
和の煮物は、砂糖・酒・みりんをたっぷり使っているので、糖質制限中にはNGです。また、三杯酢を使ったワカメとキュウリの酢の物や、ネギヌタなどの酢の 物も、みりんや砂糖入りなので、けっこう高糖質。
こういうお通しが出てきたら、すぐには食べず、低糖質な野菜やタンパク質などを食べてから、番最後に食べるようにしましょう。出典『「ごはん」は最後に食べなさい 「食べグセ」でかんたん瘦せ』
おつまみ系でおすすめなのは、ビタミンB1を多く含む、枝豆。
枝豆は豆でありながら緑黄色野菜に分類されるほど栄養満点な食品。ビタミンやミネラル、タンパク質もしっかり摂れます。枝豆のシーズンではないときは、冷凍ものか、豚の赤身肉、タラコ、イクラなどがおすすめです。出典『「ごはん」は最後に食べなさい 「食べグセ」でかんたん瘦せ』
まとめ
外食でも選び方次第でちゃんと糖質オフできます。
これまで糖質制限がうまくいかなかったという人は、何かが間違っていた可能性も。正しいコツをつかむことが肝心です。
ダイエット中とはいっても外食は避けて通れるものではありませんから、今回ご紹介したような食べ方のコツを掴んで、自分でルール化してみましょう。
■参考書籍
麻生れいみ『「ごはん」は最後に食べなさい 「食べグセ」でかんたん瘦せ』(マガジンハウス)
■著者
麻生れいみ・・・管理栄養士、低糖質料理研究家、機能性料理研究家、機能性食品研究家。健康的に20kgを減量した自らの体験をもとに、「食べて痩せて健康になる」ダイエット法を考案。今まで約6000人のダイエット指導を行っている。
さらに、企業での特定保健指導や栄養相談を中心に、テレビ、ラジオ、雑誌なども含め、活動は幅広い。近年は、医療と予防医学、栄養学を深く結びつける料理研究などにも分野を広げる。