「木村拓哉だって年を取ったけど、あの時のキラキラ感は全く失われてません!」

2001年からのオリジナルメンバーの八嶋は「小日向さんの毛が薄くなったり、僕のウザさが増したり、正名さんは(2001年の)TVの時は警備員役で、本当に警備員のバイトをしてたけど、いまはこんなに人気俳優になったり…」と14年の歳月の流れを振り返る。

これに小日向も「僕も角野さんも(毛が)減ったんですねぇ…(笑)。(2001年当時は)まだ結構、ありましたけど、これも長くやってる勲章かな」としみじみと語り笑いを誘う。

一方で「年を取って(以前の作品を)見返すと、久利生公平がキラキラ光ってて息子のように愛おしくなる。木村拓哉だって年を取ったけど、あの時のキラキラ感は全く失われてません!」と14年を経ても変わらぬ作品の“核”を熱く語り、これには共演陣からも拍手が起こった。

角野も「変わりました。前は垂らすくらいは(毛が)あったのに…」と毛髪への未練を口にしつつ、2011年に亡くなった、鍋島次席役の児玉清の存在に言及。

劇中では、鍋島亡き後、角野演じる牛丸が次席検事に昇進したが「机の上に私と児玉さんのツーショット写真がありまして、いつも児玉さんから『頑張れよ』と言われているようでした。児玉さんもまだまだ『HERO』の一員だと思ってます」と力強く語っていた。

会見の最後に木村は、本作にとっては“聖地”であり、撮影でも使用された法務省での会見の開催について、「検察官や弁護士になる方が通過する場所でこの発表ができて光栄です。実際に『HERO』を見て、検察官になろうと思ったという方が、ここから巣立っているいう話を伺い、やりがいを感じています」と喜びを語る。

改めて、完成した作品についても「今回も出来上がった作品から影響を受けて、いろんなものを受け取ってくださり、みなさんの人生に関われるのかと思うと楽しみでいっぱいです」と充実した表情で語った。

『HERO』は7月18日(土)より公開。

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