『キャプテン・マーベル』3月15日(金)公開 ©Marvel Studios 2019
監督が語る、もっとも大切にしたこと
そんな初心者に優しく、ツワモノも楽しめる映画を作ったのはアンナ・ボーデン&ライアン・フレックのコンビ監督。
彼らがもっとも大切にしたのは「キャプテン・マーベルの人間らしさ」(アンナ)だという。
「強ければ強いほど、地に足がついた人間として描かなければリアリティがなくなっていまうから」(ライアン)。
つい、強さを強調してしまったが、弱さもあわせもっているのが大きな魅力。
「そういう部分があるから、みんな彼女を好きになると思う。まさに私もそうだったから」(アンナ)。
『キャプテン・マーベル』3月15日(金)公開 ©Marvel Studios 2019
キャプテン・マーベルが魅力的なのは“人間臭さ”
そんな監督の期待に見事に応えたのは『ルーム』でアカデミー主演女優賞に輝いた演技力は折り紙つきのブリー・ラーソン。
その演技力で「人間臭さ」を体現し、パワーを表す肉体は「9ヶ月のトレーニングで手に入れたわ」(ブリー)。
彼女、トレーニングにハマりまくってしまい「身体が変わったのは言うまでもないけど、スピリットへの影響も凄く大きかった。心も一緒に鍛えられたのよ」(ブリー)。
つまり、身も心もキャプテン・マーベルになってしまったということ。
確かに、本作を観たあとでは、ブリー以外、キャプテン・マーベルはありえないと確信するほど、ハマりまくっているのだ。
余談ながら、本作のオープニングのいつものデザインが、亡くなったスタン・リー追悼形式になっていて、MCUファンは初っ端から胸が熱くなってしまうのだった。
「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます
関連記事