誰が何km走ってもOK!

同じリレーマラソンでも、細かなルールは大会によって異なります。ただしほとんどの大会では、走る順番に制約などありません。また、駅伝のように1人ずつ特定距離を走ってゴールを目指すのではなく、“誰が、何km走ってもOK”です。

しかも一度走って終わりではなく、例えば休憩を挟んでから再び走るといったことも可能。これなら、走力に自信がないという方でも挑戦しやすいでしょう。人数を増やせば1人当たりの走行距離は減りますし、シリアスランナーと組んで手伝ってもらうなんていう方法もあります。

中にはテントやビニールシートで談笑しながら、気が向いたタイミングで交互に走るというチームも。予定があって前半のみ・後半のみ走るというランナーがいることもあります。この自由度の高さはリレーマラソンの特徴であり、大きな魅力と言えるでしょう。

いろんな仲間と楽しめる

チームと言っても、誰と組むかは自分たち次第。友達や職場の仲間、あるいはランニングチームの仲間と参加するのも良いでしょう。私はSNSで「誰か出ませんか!?」と呼びかけ、普段なかなか会えないランナーの知り合いを集めたこともあります。

リレーマラソンにも特徴があり、それに沿ってチームを組むのも良いかもしれません。例えば「仮装歓迎」「記録のでやすいフラットコース」「上位には豪華賞品」など。大会によっては、以下のように部門毎の表彰を設けていることもあります。

  • 男性チーム/女性チーム
  • 男女混合チーム
  • 職場チーム
  • 家族チーム など

中には、「あまり社交的じゃないから、一緒に出る仲間がいない」という方がいるかもしれません。そんなときは、大会側がランダムにチームを組んでくれる、そんな大会がオススメです。お互いが初対面なので、最初は緊張してしまうことでしょう。しかしマラソンを通じて一体感が生まれ、以後も連絡を取り合うような仲間になれるかもしれません。