「やっぱり緊張したし心配もしました。でも、レコーディングやダンスの振付の練習をしながら、その気持ちがドキドキ感に変わっていったんです。今はすごく充実しています」(キュジョン)、「待ちに待った時間が来た! と思いました。僕はソロの活動をしている時からメンバーたちが恋しかったから。3人でカムバックのステージに立った時、やっぱり僕らはグループでいるときが一番かっこいいなと思いました」(ヒョンジュン)、「ひとりではなくグループでいることで、改めてその良さが感じられました。そして僕自身、3人一緒のステージが本当に楽しめているんです」(ヨンセン)

そう語る3人は、本当に楽しそう。この日は、インタビューの質問内容をあらかじめ紙にプリントして3人に手渡していたのだが、ヨンセンがその紙にいたずら描き(「韓流ぴあ」に掲載されていた時代劇の王様の絵)を始めると、ヒョンジュンも「僕も描こうっと」、それを見たキュジョンも描き始めて…というように、自由で茶目っ気あふれる態度は、かつてのまま。とはいえ、「この質問はヨンセンだね」「じゃあこれは僕が言うよ」と、きちんと役割を分担して答えるあたり、さすが10年以上のキャリアを持つベテランの余裕が漂っていた。

「それぞれが経験を積んできたので、当然、成長した部分はあると思います。アルバム制作やジャケット撮影などに僕たちが積極的に関与しているし、コンサートでもアイデアをどんどん出しています。昔は事務所に言われるまま動いている感じがありましたが、今は、“僕たちのものを僕たちが作っている!”と、はっきり言えると思います」(キュジョン)

彼の言葉通り、3人の受け答えには迷いが無く、今の状況を自分たちがしっかり把握したうえで仕事を楽しんでいる気持ちが伝わってきた。

ところで、SS501ではキム・ヒョンジュン(リダ)がリーダーだが、301ではヨンセンがリーダーの役割を担っている。“リーダー・ヨンセン”の働きぶりは?

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