グズグズしている
(魔法の言葉)
「早く靴を履くと公園で長く遊べるよ」
それをしたら楽しいことが待っていると導いています。
(呪縛の言葉)
「置いて行っちゃうからね、バイバイ」
置き去りにされたら一人で公園には行けません。子どもは恐怖を感じます。
置いていくわけがないのに、子どもを騙している言葉でもあります。
(反発する言葉)
「早くしなさい!早くしなさい!」「どうしてそんなにグズグズしているの。どうしてサッサと準備できないの」
せっかち母さんとのんびりしている子どもの気質の違い、更に時間に追われている親のペースと子どものペースが噛み合っていないのです。早くしようと思っても出来ないこともあるんです。
100点をとったとき
(魔法の言葉)
「努力していたものね。良かったね。おめでとう」
(呪縛の言葉)
「100点とったからお利口だね」
裏を返せば「満点でなければいい子ではない」ことを表しています。「満点取らなくては絶対にいけない、一等賞にならなくてはならない」と思ってしまいます。
(反発する言葉)
「絶対に落とすんじゃないよ。二番手になったらママは許さないよ」
親の願いのために自分が利用されているように感じてしまいます。「僕は二番手、三番手だっていいのに」と心では思っているかもしれません。
まとめ
“魔法の言葉”以外の“呪縛の言葉”も“反発する言葉”も結果的には親の思う通りには子どもは行動しなくなります。
“魔法の言葉”は「ちょっとまどろっこしいなあ」と感じてしまうかもしれませんが“急がば回れ”で結局はいい方向に向かうのです。
少しずつ出来る言葉から取り入れてみませんか?