最後に“ZICOの定義”をきかれると、「簡単にいうと、“フリーサイズ”みたいな感じかな。LとかXLとかじゃなく。サイズを決めずに毎回新しい音楽に挑戦したい。自分をヒップホップアーティストと定義するってことではなく。やりたいことはたくさんある。文章を書いたり、MV制作にも興味あるけど、あまり欲張ると自分の持っているものまで逃してしまいそう。自分が上手くできることが何なのかを悩みながらやっていこうと思っています。大変だけど、今やらないと。人生でこんな機会はなかなかないことだから」と笑顔で答え、「今日は、個人的な話や音楽に対する考えを共有できてよかった」とトークを締めくくった。
この日のパフォーマンスは、4曲。EPIK HIGHのタブロが主催するHIGHGRNDレーベルのmillicをDJに迎え、DJとZICOのラップというシンプルな構成ながら、パフォーマンスがスタートすると、一瞬でフロアが沸騰した。
今まで一方通行だった、オーバーグラウンドとアンダーグラウンドを軽やかに行き来するZICO。韓国音楽界の新世代プロデューサーとしての彼の動向に、今後も注目したい。
「SUMMER SONIC EXTRA SHOWCASE ZICO~SELF LINER NOTES~」セットリスト
8月22日@東京・代官山SPACE ODD
M1. Tough Cookie
M2. EUREKA
M3. Okey Dokey
M4. 言ってよYes Or No
Block B JAPAN OFFCIAL SITE:https://www.block-b.jp/
「SUMMER SONIC EXTRA SHOWCASE ZICO~SELF LINER NOTES~」公式サイト
https://www.creativeman.co.jp/event/zico2016/