2020年に見ておくべき映画、厳選26本！【日本映画編】

 新たな挑戦がつまった5本

『ラストレター』1月17日(金)公開

初恋の人と再会したヒロイン（松たか子）、ヒロインを自身が想いを寄せていた彼女の姉と誤解した小説家（福山雅治）、その手紙から亡き母の過去をたどる娘（広瀬すず）をめぐる、岩井俊二監督の心の再生と成長の物語。

共演に、森七菜、神木隆之介、庵野秀明ら。『Love Letter』(95)を彷彿させる物語で、同作の中山美穂、豊川悦司も出演しているほか、岩井が自らの原体験を詰め込んだ作品として初めて劇映画の舞台に出身地・宮城を設定している。

 『映画 おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ！』1月24日(金)公開

教育番組で、2019年に60周年を迎えた『おかあさんといっしょ』の劇場版第2弾。

第1弾『…はじめての大冒険』と同じく体験型ファミリー映画となっていて、人気曲と体操がスクリーンで披露されるほか、新旧のお兄さん・お姉さんも出演。

皆が再会を喜ぶ中、なんでもすり替える“すりかえかめん”と“すりかえお嬢”が現れて!?  子供のためにとバラエティで教育番組の出演を熱望していた賀来賢人が、謎のキャラクター役で登場する。

 『星屑の町』3月6日(金)公開

ラサール石井らによるユニット・星屑の会の人気舞台を、『の・ようなもの のようなもの』の監督・杉山泰一が映画化。

のんが『海月姫』以来6年ぶりとなる実写映画の出演を果たし、東北に地方巡業にやってきた売れない中年ムード歌謡コーラスグループと出会う歌手を夢見るヒロインを演じる。

共演は、大平サブロー、ラサール石井、小宮孝泰、渡辺哲、でんでん、有薗芳記ら。

のんがさまざまなスタイルと節回しで昭和歌謡を歌う姿にも注目。

 『今日から俺は!!劇場版』7月17日(金)公開

往年の人気ツッパリコミックを原作に、賀来賢人と伊藤健太郎の共演、福田雄一の演出・脚本で大ブームとなったドラマがスクリーンに登場。

清野菜名、橋本環奈をはじめとしたオリジナルキャストが誰ひとりかけることなく登場し、また新たなエピソードが描かれる。

2020年は『聖☆おにいさん 第Ⅲ期』、『ヲタクに恋はむずかしい』、『新解釈・三國志』も控える福田。その唯一無二の笑いと熱さをたっぷり味わえる作品になることは間違いなし！

 『水曜日が消えた』2020年公開

『影裏』『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』にも出演する中村倫也が、1人7役を演じる異色作。

内側で曜日ごと7人が入れ替わっている“僕”の暮らしを、7人の“僕”たちの中でも最も地味でつまらない “火曜日”の目を通して描く。

『君の名は。』にCGクリエイターとして参加し、次世代を担う映像クリエイターを選出するプロジェクト“映像作家100人2019”にも選ばれ吉野耕平が自身のオリジナル脚本で長編映画デビューを飾る。