札幌へ行ったら食べないと帰ってこれないものがある。ジンギスカンだ。仕事柄カメラマンと行動するので、ふたりでジンギスカン屋の暖簾を潜ることになる。
けれど、なぜか都内では羊肉をほおばる機会が少ない。大好きな店があるが、予約が必要だったり、夜しかやっていない店がほとんど。
と思っていたら、昼間からひとりで羊焼き肉ができる「熟成仔羊焼肉LAMB ONE新宿本店」が歌舞伎町に12月18日にオープンした。
専用の焼き台で焼く、絶品ラム肉!
食べさせてくれる肉は、ニュージーランド産のラム肉。部位は肩ロース、ヒレ肉、ラムチョップを提供している。
ジンギスカン屋であれば、程よく焼いた肉をタレに付けて食べる。もちろん、この店でも特製タレの用意がある。
けれど、そのまま食べたほうが断然旨いラム肉もある。「ごま味噌漬けラム肩ロースセット」と「塩麹漬けラム肩ロースセット」だ。(いずれも定食で1,680円)
特筆すべきは、塩麹漬けラム肩ロースである。
4時間ほど塩麹に漬け込んだラム肩ロースは、まさに絶品。羊肉が苦手な人でも塩麹漬けラム肩ロースなら、リピーターになりたくなるはず。
ごま味噌に漬け込んだ肩ロースも旨いが、個人的には塩麹漬けラム肩ロースに軍配をあげたい。
羊肉には特有の香りがある。羊ラバーはその香りが堪えられない。塩麹や味噌漬けにすると、旨いのだけれど、芳しいラムの香りや味わいが弱くなるような気がする。でも塩麹に漬け込んだラム肉も食べたい。
そんなわがままな羊ラバーには、「贅沢熟成ラム3種盛りセット」(2,180円)を頼むといいだろう。
特選ヒレ肉、熟成肩ロースに(ともにプレーン)、塩麹か、ごま味噌漬けの肩ロースを選べる。