食感は“はんぺん”に近い? 絶品ソーセージ
ナイフで縦に切れ目を入れたら、フォークを刺したまま、ナイフで皮をむく。皮を取り除いたら、スイートマスタードを付けて食べるとおいしいと教えられ、さっそく賞味してみた。
ソーセージ特有のカリッという食感はなく、フワフワしている。ソーセージというよりもはんぺんに近い。
11時半オープンなのでミュンヘンっ子のように朝酒ならぬ、朝ビール&ヴァイスヴルストというわけにはいかないが、金曜と週末に限り、ヴァイスヴルストとビールを楽しめるセット(1500円)の用意もある。
といってもドイツビールではない。ドイツ人ビールマイスターが富士宮市のブリュワリーで造った「バイエルンマイスタービール」のビールだ。
こだわりビールもたっぷり楽しめる
ドイツ直輸入の厳選素材と富士山の湧水で造ったバイエルンマイスタービールの作品は、芳醇な香りや、クリーミーな泡が持ち味。日本の気候風土を活かし、ドイツのマイスターの手業で作ったバイエルンマイスタービールの3タイプのビールを飲ませてくれる。
エーデル・ワイス、プリンス(共に900円)、スペシャル(1200円)。先のヴァイスヴルストのセットには、このエーデル・ワイスが付いている。
バイエルンマイスタビールのビールはドイツ大使館御用達。ちなみにメッツゲライ ・ササキを運営するブッツ・デリカテッセン(本社大田区)もドイツ大使館御用達。大使館で開催されるパーティーなどにソーセージを提供している。
ヴァイスヴルストとビールのセットには、焼き立てのプレッツェルも付いている。オクトーバーフェストのイベントでプレッツェルを食べた経験がある人も多いと思うが、ユニークな結び目の形に焼き上げたドイツ発祥のパンで、岩塩が付いているのでほのかに塩分があり、噛めば噛むほど旨みを感じる。
ドイツ風ソーセージはそれぞれ単品でも盛合せでも頼めるが、オトクなランチセットもある。
「ヴルスト3種盛合せ」は、ドイツ風ソーセージが3本(ブラートヴルスト、フランクフルター、シンケンクナッカー)、ザワークラウト、ジャガイモ、サラダ、スープ、パンが付いて1200円(ソーセージは日替わり)。
サラダはグリーンサラダの他、ポテトサラダとシトラス風味のキャロットラペも付いている(内容は日替わり)。ポテトサラダの中にはサイコロ状に切ったハムも入っているので、肉好きも大いに満足するはずである。