子どもに、スキーデビューや、スノーボードデビューさせたいけれど、どのスクールが良いのかわからない……そんなパパ・ママへ。
斑尾高原のスキー場「タングラムスキーサーカス」に開講されている「タングラムスキー&ボードスクール」を、選択肢の一つとして紹介します。
7歳と5歳の子どもを連れて、実際に受講してきた様子を中心に、レポートします。
夢中で楽しんでいるうちに、グングン上達!
「タングラムスキー&ボードスクール」の特徴は、優しいインストラクターによる、夢中になれる指導です。
とにかく、受講中、子どもたちがずっと笑顔で、やる気を漲らせていたのが、印象的でした。
プルークボーゲンの練習では、ジャンケンをしながら滑り降りたり、様々な格好をしながら滑り降りたり。
視線の誘導や、バランスの取り方を、楽しめる仕掛けを入れながら、教えていきます。
問題点を一瞬で見抜いて対応
同時に、弱点を見抜く目が、抜群です。
対応の引き出しも豊富で、上手く滑れない課題を、あっという間に解決してみせるので、「さすがプロ!」と驚きました。
うちの5歳の息子は、ほとんど1年振りに滑ったところ、プルークボーゲンの際に、左半身が遅れてしまうクセが、いつの間にかついていました。
「左腕でパンチしながら、滑ってごらん。そう! いまできたね! 上手だったよ♪」
これで一発で、プルーク(ハの字)の感覚を掴み、以降はバランスがズレていると、自分で修正できるようになりました。
すぐに褒める!
また、できたところは、すぐに褒めます。いっぱい褒めます。わかりやすく褒めます。
子どもは、発達の影響で、大人と比べると、起こったことを記憶にとどめておくのが苦手、と言われます。
滑り降りた後で「あれが良かったよ」と言われても、なんのことだかわからないケースが多いのです。
感覚を掴むまでは、すぐに転んだりしてしまうわけですが、そんな中でも、良かったところを一つひとつ積み重ねていけるおかげで、子どもでもめげずに練習に取り組めるのが、よくわかりました。