はーい!
--さて、デビュー15年目に突入した佐江ちゃん。『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2では、これまでにない難しい役柄にも挑戦しましたね。ザ・エンタテインメントともいわれるこの作品への出演が、佐江ちゃんに与えた影響を聞いてみたいのです。
まず、今までのどの作品も、どれひとつ力を抜いてやっていたことはないし、どの作品も大好きだし、出会えた人たちも、役も大好きです。なので、1つひとつの作品は、比べるものではないと思っているんですよ。
でも、『ウエスト・サイド・ストーリー』で思ったのは、「こんなに努力をしないと、ステージには上がれないんだ」っていうことです。
努力をいっぱいしないと、作品が成立しない、役も成立しない。正直、私の努力がまだまだ足りないんだけど、そんなプレッシャーがあり過ぎる作品は今回が初めてでした。「努力をたくさんした」って自覚がある分、今回の作品は返ってくるものも大きかった。
もちろん、今までのどの作品もがんばってやっていたけれど、これまでとは、ちょっと違うんです。
もし、毎回どの作品も、アニータと同じくらいのプレッシャーと、努力をしなければいけない舞台が続いたら、頭が壊れちゃうと思う(笑)。年に1回くらいだったらできる…、けど…ね。
今は、「アニータができたんだから、私」って、今後出合う作品に対しては思えるかなって感じています。
何て言えばいいんだろう……。「自信」につながったというか。そう思える作品はこれまでなかったから。
今後、舞台やミュージカルのいろんな作品に出合ったときに、「佐江ちゃん、アニータができたんだから、これもできるよ」って、自分の中でアニータを基準にして思えたらいいな。
私のことだから、「こんなに難しいの、できないよぉぅ〜(泣)」っていう作品が、今後もいっぱい出てくると思うんですけど…。でも、自分に言える「基準」みたいなものができたと思えるから。
-
[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
-
[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
-
[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
-
[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
-
[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。