エンタテイナーとして、「歌」も、「ダンス」も、「お芝居」もできてという、パフォーマンスが素晴らしい人間になるのは、先の目標になったなぁって。今回『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2をやって、感じることのできた目標です。
歌、ダンス、お芝居。この3つが全部同じレベルで存在していなきゃいけないアニータという役は、なかなかない役で。こういう役を、今のタイミングでできたことは、とっても嬉しいことです。
“どれかだけがずば抜けているだけじゃ、この世界で生きていくにはダメなんだなぁ”って、アニータに出会って気付かされました。
だからといって、
「ダンスを学ぶので、また1年間お休みして、ニューヨークへ修行に行ってきます!」
みたいなのは、今のところないけれど!!(笑)。でも、エンタテイナーとして生きられるように、“いろんなことを、これからもっと、もっと、学んだり、経験したりしたいなぁ”って、すごく感じました。
--歌えて、踊れて、お芝居もできて、という人は、本当に特別な存在ですね。
無敵…、無敵になりたい!
自分自身、1つひとつに自信のないことが面倒くさいんです。自信がないって、マイナスなことしかないと思うから。でも、どうしても“自信を持ってますって、言っちゃいけないんだよね、私なんかが”って、思っちゃう。
自信があるのと、ないのとでは、役と向き合うまでの時間も違ってくるんです。
自信がないと、自信を持つまでの時間がすごくもったいない。もし、自分に自信があれば、どんな役がきたところで、その役と最初から向き合えるから。
自信を持つまでの時間を端折れるなと思ったら、やっぱり“全部身に付けておかなきゃいけないなぁ”と思って(笑)
でも、それは絶対に、時間がかかることだと思うから。“すぐにそうなりたい”ということではまったくないんです。
“死ぬまでにそれが達成できていればいいや”っていうくらい、それくらいのロングな目標です!
--佐江ちゃんが話してくれた目標を、将来また答え合わせしたいですね。今回もたくさんのお話ありがとうございました! また、次回もよろしくお願いします!
はい! ありがとうございました。
次回は3週間後の5/8(金)更新予定です。
撮影:増田慶 スタイリング: 藤井エヴィ ヘア&メイク:伊藤遥香
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