にぎるのも面倒なときは「おにぎらず」

ふつうのごはんは食べなくても、なぜかおにぎりにすると食べる…ということがあるのが、子どもという気分屋な生きもの。とはいえ朝はできるだけ時短に済ませたいので、にぎるのも面倒ですよね。そんなときは、数年前から忙しいママの間で人気を博している「おにぎらず」はいかがでしょうか。

海苔と白米を用意するのはおにぎりと一緒。ラップの上に海苔を乗せ、その上にごはんと好みの具材を乗せたらにぎらずに海苔で包み込むだけ。半分に切って出せば断面もキレイでサンドイッチのようになります。

具材は、ふつうのおにぎりのように梅、鮭、おかかや納豆などを入れてももちろんいいですし、残り物のおかずを入れても。こちらも入れる具材によってさまざまなバリエーションが楽しめるので、飽きずに食べられそうです。

簡単すぎる「レンジオムライス」

ちょっと手間のかかるイメージのあるオムライスも、実はレンジで簡単に作れるんです。

耐熱容器に白米100gにケチャップ大さじ1とミックスベジタブル適量、ツナ缶適量、塩こしょう少々を入れて混ぜたら、ふんわりラップをしてレンジ(600w)で1分半加熱します。

別の耐熱容器に卵1個とマヨネーズ小1を入れて混ぜ、レンジで2分半ほど加熱して固まったらOK。少しでも生の部分が残らないほうがよければ、完全に固まるまで様子を見ながら加熱してください。

形を整えたケチャップライスに卵を乗せて、お好みの量のケチャップをかければ完成です。

ケチャップライスを作るのも面倒なときは、白いごはんのままでも。その場合、ごはんにしらすやごま、鮭フレークやふりかけなどを混ぜて、少し栄養をプラスするといいかもしれません。

生卵がダメでも食べられる「焼き卵かけごはん」

卵が食べられる子どもであれば、卵かけご飯も朝の定番ですね。でも、小さいうちは生卵を食べさせるのは心配…。そんなときは、熱を通せば安心です。

白米に卵1個と醤油少々を混ぜ、卵かけご飯を作ったら、フライパンに広げてお好み焼きのように焼けば完成! 焼く前にみじん切りした小ネギ、チーズやカニカマ、ツナ缶やしらす、じゃこなどを混ぜても。具材を入れるほど、食べ応えは増します。

焼き上がったものに、小ネギや海苔、白ごまなどを散らせば見た目も映えますよ。さらに、フライパンで焼く際、油でなくバターで焼くと、コクが出ます。お好みでぜひ。

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今回は、忙しいときにこそ作ってほしい簡単朝食レシピをご紹介しました。

それでも、本当に時間がなさすぎて何も作れないときには、パンにバナナ、ごはんにふりかけのみ、なんていう日があってもいいと思います。1週間など少し長いスパンで見てバランスをとることを意識して、毎日頑張り過ぎないことも大切です。

簡単レシピを活用して、忙しい中でも子どもの毎朝のお腹を満たしてあげられるといいですね。

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。