6月1日(木)より天王洲・銀河劇場にて公演がスタートした舞台「刀剣乱舞 義伝 暁の独眼竜」のオフィシャル写真が公開され、本作に出演するキャスト陣から舞台を楽しみにしているファンに向けたコメントも到着しています。
人気ゲーム「刀剣乱舞- ONLINE-」を原作に、2016年に披露された「虚伝 燃ゆる本能寺」に続いて発表された本作。“本能寺の変”を軸に刀剣男士たちの葛藤が描かれた前作でしたが、今作では伊達家、細川家に縁のある刀剣男士たちを新たに迎え、「義伝 暁の独眼竜」の物語がテーマとなっており、刀剣男士たちのキレのある殺陣など、本公演で披露されるさまざまなシーンから抜粋された写真はどれもが必見の1枚となっています。
本公演の先駆けて行われたゲネプロにて、主要キャストたちが取材に応じ、公演への意気込みやファンへのメッセージを語りました。
・三日月宗近 役:鈴木拡樹(すずき・ひろき)
新しい物語を新しいメンバーと演じます。当然、座組の空気も変わりましたし、前作からのキャストも今回のストーリーのためにキャラクターを構築してきたことで、キャスト全員が一緒に歩んで来ることができたのではないかなと思っています。前作に続き、刀剣男士たちの成長を描いている物語ですが、元の主の歴史を受け継いでいる彼らの中で、その歴史に抗う戦いをする刀剣男士も現れます。それぞれの刀剣の歴史、性格もより濃く描かれている作品ですので、前作からの変化がかなりあると思います。
・山姥切国広 役:荒牧慶彦(あらまき・よしひこ)
初演・再演に続き3度目の出演ですが、続投という意識はなく、新しい気持ちでこの作品の稽古に励んで参りました。個人的には新キャストも親しみのあるメンバーばかりなので本当に嬉しく思いましたし、稽古も楽しく切磋琢磨してきました。より良いものを作れたなと思っています。
・大倶利伽羅役:猪野広樹(いの・ひろき)
初演をDVDで見て、「なんで自分はこの作品に出ていないんだ」と悔しかったので、今回出演が決まった時は率直に嬉しかったです。舞台『刀剣乱舞』を創り上げた全ての方々のおかげで、本当に戦国時代にタイムリープしたかのような作品になっています。僕たちも新しい刀剣として新しい風を吹かせられるように、46公演を駆け抜けたいと思います。
・燭台切光忠 役:東啓介(ひがし・けいすけ)
初演から参加させていただき本当に光栄に思っています。しかも今作は「暁の独眼竜」というタイトル。稽古が始まる前から伊達の物語に期待していました。仲良しの2人(猪野、橋本)と頼りがいのある(和田)琢磨くんの3人が入ってきたことで、さらに頼もしいカンパニーになったと思います。伊達家の刀剣の仲の良さや、色を早く皆さんに観ていただきたいと思っていました。皆様の心に何かを残せたら幸いです。
_太鼓鐘貞宗 役:橋本祥平(はしもと・しょうへい)
DVDを猪野くんと一緒に観ていました。「出たいね」と語り合っていた仲なので、2人で揃ってこの場にいられることが幸せです。キャストも仲良しのメンバーが多くて、稽古が始まった頃からずっと楽しかったです。だけどやる時はやる、攻めの姿勢のカンパニーだと聞いていたので、その意識を持って僕たちも今日までやってきました。いい意味で流れを変えられたらと思っています。
・鶴丸国永 役:健人(けんと)
再演から引き続き参加出来ることを光栄に思っています。新キャストが加わって新鮮な気持ちでしたが、伊達家ゆかりの刀剣の仲間ということもあってホッとする安心感がありました。伊達刀の雰囲気や絡みをお客さんにも感じていただけたらうれしいです。
・小夜左文字 役:納谷健(なや・たける)
小夜左文字と同じ細川家にゆかりのある刀剣・歌仙兼定が新たに加わったことによって、刀剣男士の一振り一振りの性格が出ています。初演、再演で出せなかった面も出ていて、内容もすごく面白くなっているので、稽古が始まった頃から皆さんに「早く見せたい」と思っていました。
・歌仙兼定 役:和田琢磨(わだ・たくま)
公演発表の時から、たくさんの方に期待していただいているのをヒシヒシと感じておりました。幕が開いて、皆様の前に『刀剣乱舞』の世界をお見せするのが楽しみです。
【ファンへのメッセージ】
・歌仙兼定 役:和田琢磨
細川家の刀剣の名に恥じぬように、雅な公演を皆様にお届けしたいと思います。
・小夜左文字 役:納谷健
小夜左文字が刀剣男士としてどんな道を歩んでいくのか、楽しみにしていただけたらと思います。
・鶴丸国永 役:健人
前作とは全く違った鶴丸国永をお見せできると思います。“驚き”を楽しみにしていてください。
・太鼓鐘貞宗 役:橋本祥平
演出、音響、照明、映像、衣裳……全てがものすごいものになっていますので、それを超えるように派手に、太鼓鐘貞宗を演じたいと思います。
・燭台切光忠 役:東啓介
初演、再演に引き続き、今回も最高の出来だったと思っていただけるよう、全員で46公演を駆け抜けたいと思っています。楽しみにしていてく
ださい。
・大倶利伽羅役:猪野広樹
『刀剣乱舞』だからできる物語が誕生したと思うので、早く皆さんに楽しんでいただきたいです。全力で全公演やらせていただきます。
・山姥切国広 役:荒牧慶彦
前作で近侍として成長した山姥切国広ですが、今作でも、またひと成長した姿をお見せできると思います。是非ご期待ください。
・三日月宗近 役:鈴木拡樹
刀の成長とはなんだろう、と感じる方もいらっしゃると思いますが、本作を観ていただけたらその成長を感じていただけると思います。刀であったものたちが、人の身を受け生きる旅路はまだ始まったばかりです。皆様どうぞ応援、よろしくお願いします。
【あらすじ】
西暦2205年。 歴史改変を目論む「歴史修正主義者(れきししゅうせいしゅぎしゃ)」が過去への攻撃を開始した。 対峙する時の政府は歴史の守りとして「審神者(さにわ)」なる者を過去へと派遣する。
物の心を 励起(れいき)する審神者の力によって生み出された、 刀剣に宿りし付喪神「刀剣男士(とうけんだんし)」たちは、審神者と共に歴史を守る戦いへと身を投じる。
本丸では、小夜左文字がなにやら気落ちした様子であった。 近侍である山姥切国広は、悩みを聞きだそうとするが、小夜は山姥切を避けるような態度を見せる。 また、延享四年へと調査任務に赴いた大倶利伽羅と歌仙兼定は、任務先で仲違いをしてしまう。
大倶利伽羅と同じく元伊達家の刀である燭台切光忠、鶴丸国永、そして本丸の新たな仲間として顕現した太鼓鐘貞宗は、ふたりの仲違いを解決しようと思案する。 鶴丸がなにか良い案はないか主に相談すると、主から意外な任務が下された。三日月宗近は、そんな本丸を見守っている。
一方、戦国の世では、豊臣秀吉による天下統一が果たされようとしていた。 その時代の移り目に、終わりゆこうとする戦国を憂うひとりの男がいた。
その男、伊達藤次郎政宗。 天下人への夢を燻らせ続ける政宗に、彼と信義の絆で結ばれた盟友・細川与一郎忠興は、やがて来る泰平の世を生きていくことを諭す。政宗が天下人となることは《見果てぬ夢》なのか…
ある日、刀剣男士たちに出陣の命が下りる。 出陣先は、慶長5年(1600年)、徳川家康率いる東軍と、毛利輝元・石田三成らが率いる西軍とが大激突を繰り広げた天下分け目の大戦 関ヶ 原の戦い。
そこで刀剣男士たちがみたものは――?