家にこもる日々が続き、身体がなまっている…。トレーニングできなくて、筋肉が落ちてきた…。

新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う、外出自粛要請の影響を受けて、そんな風に感じている方は少なくないのでは?

「プロレスラー」も同じ思いをしています。試合の多くが中止になり、いつ再開できるのか見込みが立っていない状況。トレーニングのために、ジムに通うことすらできません。

それでも鍛え上げた肉体を維持するため、プロレスラーは自宅でトレーニングを続けています。そこで今回特別にレスラーの皆さんに「 #レスラーうちトレ 」を3種類、写真と動画で紹介していただくことに。

毎回ひとりずつ登場していただき、外出自粛でトレーニングに行けない「ウレぴあ総研」読者やファン向けに、ビギナーでも挑戦しやすい、簡単なトレーニングを教えていただきます!

大日本プロレスの佐久田俊行選手からバトンを受け取り、第5回目で登場するのは大日本プロレスの吉野達彦選手です。

フォトギャラリートレーニングポイントを写真でじっくり見る

#レスラーうちトレ その1 四股(しこ)エクササイズ

「上体は起こしたまま、呼吸を止めずに行いましょう」(吉野選手、以下同)

やり方

1.片足を上げて膝のお皿と爪先を天井に向ける

2.かかとから足を付いて、ゆっくりと深くしゃがむ。膝が内側に入らないよう、しゃがんだときは腕で押さえるなどの工夫を
3.反対の足も同様に行う
※20回×3セットくらいから始めるのがおすすめ

鍛えられる部位

股関節周り、下半身

やってみた感想

最初に足を上げたとき、カックンと股関節の音がしました…。股関節の硬さを自覚しているので、このトレーニングを習慣にするのは身体にも良さそう。内ももにも効いている気がしました。お相撲さんになった気分になれるのも、相撲好き女子としてはテンションが上がります!

#レスラーうちトレ その2 ライオンプッシュアップ

「ライオンプッシュアップひとつで、二の腕のエクササイズと胸のトレーニング、内もものストレッチを行います。けっこうキツいので、休みを挟みつつやってみてください」

やり方

1.足幅をかなり広めに開く(開脚気味に)
2.床に肘を付いて、身体を前にスライドさせる

3.肘が手首より前に来たらお腹を伸ばし、身体を後ろにスライドさせる
※10回×3セットくらいから始めるのがおすすめ

鍛えられる部位

二の腕、大胸筋、内もも

やってみた感想

身体が硬い私には難しく感じたトレーニングです。ただ、ひとつのトレーニングで、3つもの部位にアプローチできる一石三鳥な点はおトク感がありますね!