パーク内では「公衆送信」は禁止
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのパーク内では、ゲストが安心して楽しめるように「東京ディズニーリゾートからのお願い」を定めています。
ガイドマップの裏面にも記載されていますので、見たことがある人も多いかもしれません。
その中には、禁止事項として「他のお客様のご迷惑となる撮影および公衆送信」が書かれています。
以前は「商業目的の撮影等」だけが禁止でしたが、2013年5月に新しく追加されました。
個人的に楽しむための撮影や録音であれば、まったく問題ありません。
しかし、パーク内の建物やエンターテイメント・プログラムは、すべてディズニーが権利を保有しています。
撮影や録音したものを使って、勝手に利益をあげることは許されないのです。
もちろん、勝手にパーク内からライブ配信をすることも、関係のないゲストが写りこんでしまいますので「他のお客様のご迷惑となる撮影および公衆送信」に当たります。
肖像権の侵害になりますからね。
過去には逮捕者も…
これまでも、パーク内での撮影は問題になってきました。
2007年10月には、許可なくパレードを撮影して作ったDVDを、ネットオークションで売りさばいていたとして、男女4人が逮捕される事件が発生。
最近では、2016年7月に始まった東京ディズニーシーのショー「アウト・オブ・シャドウランド」で、ゲストのマナー違反を理由に、撮影が禁止になるという事態も。
一眼レフカメラを使うゲストが急増したことで、撮影マナーが問題になることもあります。
ルールとマナーを守って、夢と魔法の世界を楽しみたいですね。