とも(河西智美)との出会いは、オーディションかなぁ。最終オーディションの現場にいたのをすごく覚えてます。ともは、お姉ちゃんとオーディションを受けていて、お姉ちゃんも一緒に最終オーディションまで合格していて。
ふたりで色違いのすごく可愛いスカートを履いていて、双子ちゃんコーデみたいな感じで、二人で練習をしていたのがすごく記憶に残っています。
昔から可愛い子だったので“かわいい。絶対受かる”って、思っていたら本当に合格していて。「ザ・女の子」が、ともの第一印象だった。
チーム K のカラーもだんだん出来上がり、「体育会系」のイメージが付いていくなかで、よくあの「ザ・女の子」のともが、足も、絶対にガニ股になるようなタイプじゃない子が、拳を突き上げる振り付けとかやっていたよなーって、今となっては思うんです(笑)
もちろん、今はともと「チーム K でよかった!」って、言ってます。
本当に可愛かったもん。ぴらぴらのスカートを履いて、絶対に私が着ないような、未知の世界の洋服を着ていたりとかしていたので!
ともとは、行きも帰りも電車が同じで、特に帰りは、劇場公演の後、特定の場所までマネージャーさんに送ってもらって、その後はそれぞれが家路に着くまで、ほとんど一緒に帰っていたんです。
電車の中で一緒にしゃべったり、ともは、最初からずっと一緒にいた子だったんです。
--帰りの電車の中では、どんなことを話したんですか?
「帰りの電車で、絶対にファンレター読んじゃダメ」って言われていたのに、ファンレターを読んでいたともがいた(笑)
当時は、「家に帰ってから読みなさい」って言われてたのに、我慢できなくて読んでるともを隣で見て、とものファンの人の名前を、私も覚えてるくらい。あはは。
「そのファンレターの人、いつも来てくれてるね」
って、話していたくらいなんです。やっぱり最初の頃だったから今ほど、もらっているお手紙の数も多くなかったから、そういうのをすごく覚えてます。私といえば、ファンレターを家で見る真面目ちゃんだったから(笑)
--どうして電車の中で読んじゃいけなかったんですか?
それはわからないです。AKB48のルールだったんですよね。今は多分、もらってすぐ劇場で読んでいる子もいるし、私も最後の頃はそうしていて。でも最初は、ほんっとに厳しかったんですよ。
--劇場でも読んではいけなかったんですね。
-
[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
-
[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
-
[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
-
[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
-
[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。