ダメダメ、絶対ダメ! ファンレターをいただいても、「家に帰ってから開けなさい」って言われてました。ファンレターはもらえただけで嬉しいから、もう、すぐに開けたいじゃないですか、若いし、初めての経験だし。だからそれをいっつも

「またこの子は電車の中で読んでるぅ。いいなぁ、私も早く読みたいなぁ」

って思いつつ見てました。可愛いくって、大人しそうに見えるけど、ちょっぴりやんちゃな感じがあったのが、とものイメージですね。

大人しくて清楚で、可愛らしいだけのタイプではなくて、ちょっと「やんちゃな心」があったから、よくよく考えると、チーム K が彼女に合ったのかなって思います。

--15年の関係はやっぱり長いですよね。(第22回)

去年の『ピーターパン』の舞台のとき、私が稽古で泣いてしまったときも、ともは、

「あ、今、ほっといたほうがいいです。ダメ、今話しかけたらもっと泣くから」

みたいな感じで、プロデューサーさんたちにも「今、佐江に話しかけないほうがいいです」って、言ってくれて(笑)

--佐江ちゃんの「取り扱い説明書」を知ってくれているんですね。

そう、そう、そう! あのときも、支えられたなぁって思います。

--河西さんは、佐江ちゃんの誕生日に配信されたバースデーイベント「祝ってくださえ」の中でも、佐江ちゃん自身が編集したお誕生日メッセージの動画のラストに登場していましたね。

見てくださったんですね! ありがとうございます。

--前回の取材で、佐江ちゃんがこれまでに出会ってきた大切な人たちに、佐江ちゃん自身がアポイントをとって誕生日メッセージをもらう、と聞いてはいましたが、あれだけ多くの方々から動画を寄せてもらうのは、本当に大変だったのではないですか?(第21回)

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