全国映画動員ランキング発表!(12/5-12/6)
興行通信社が全国映画動員ランキングを発表しました。絶好調の『鬼滅の刃』は公開8週目に入りました。新作ではSnow Manがメインキャストを務める舞台を映画化した『滝沢歌舞伎』や、2007年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』などがランクインしています。
10位『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』
中国で大ヒットしたアニメ作品『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』は、先週6位から10位に。
本作は2011年に動画サイトに投稿され人気を博し、その後、劇場版が制作され、中国国内での興行収入は約49億円を記録した話題作です。
日本では2019年9月に字幕版が公開されており、今回はアニプレックスの制作で日本語吹替版が公開されました。声の出演は、花澤香菜、宮野真守、櫻井孝宏ら。
人間たちの開拓によって、森の中にあった家を破壊されてしまった猫の妖精・羅小黒“ロシャオヘイ”。すみかを失った羅小黒は、それ以来あちこちを放浪することとなった。やがて羅小黒は、人間の無限と出会い、人間や人間社会について学び信頼関係を築いていく。
9位『罪の声』
小栗旬と星野源のダブル主演作は、先週5位から9位に。
原作は、第7回山田風太郎賞を受賞した、塩田武士による同名小説です。昭和最大の未解決事件をモチーフに、新聞記者と事件関係者の男性が事件に翻弄されていく様が描かれます。
共演は松重豊、古舘寛治、市川実日子ほか。土井裕泰が監督を務め、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や『MIU404』の野木亜希子が脚本を担当。
昭和最大の未解決事件の真相を追う新聞記者の阿久津は、犯人グループがなぜ脅迫テープに男児の声を吹き込んだのか疑問に思っていた。同じ頃、曽根は自分の幼い頃の声が録音されているカセットテープを見つける。そのテープの声は脅迫テープの声と同じで……
8位『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』
綾野剛と北川景子が挑む衝撃のクライム・サスペンスは、先週3位から8位に。
中山七里による同名小説を深川栄洋監督が映画化。凸凹コンビの刑事ふたりと、安楽死を手口とした連続殺人犯の攻防戦を描きます。共演は岡田健史、前野朋哉、青山美郷、石黒賢ほか。
終末期患者の連続不審死事件の捜査に乗り出した、敏腕刑事・犬養と高千穂。ふたりは、依頼を受けて患者を安楽死させる“ドクター・デス”と呼ばれる医者の存在に辿りつく。そんな“ドクター・デス”に、腎臓病を患う犬養の一人娘が安楽死の依頼をしてしまう。
7位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は、全国373館(4D版82館含む)での再上映で初登場7位に。
来年1月23日に公開予定の完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に合わせて『序』に続き、『破』『Q』も公開されます。
90年代を席巻したアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を新しいアプローチで語る前代未聞の4部作プロジェクトの第1弾として2007年に公開された本作。庵野秀明監督ほか当時のスタッフ&キャストが結集し、TVシリーズ最初のクライマックス“ヤシマ作戦”までを描きます。
世界各地を襲った大災害“セカンド・インパクト”から復興しつつある日本。14歳のシンジは、3年ぶりに実父のゲンドウに呼び出され、巨大人型兵器エヴァンゲリオンのパイロットを任される。
6位『魔女がいっぱい』
アン・ハサウェイがおしゃれで邪悪な大魔女に!
『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールによる人気作を、アン・ハサウェイ主演で実写化したファンタジーです。
人間にこっそり悪さを働く魔女たちと、その正体を知ってしまった少年が遭遇する不思議な出会いと冒険ドラマが描かれます。
ロバート・ゼメキス監督のほか、ギレルモ・デル・トロ、アルフォンソ・キュアロンら豪華製作陣が集結。共演はオクタヴィア・スペンサー、スタンリー・トゥッチ、ジャジル・ブルーノら。
60年代のある冬、豪華ホテルに人目を引く美しい女性たちが現れる。しかし、その正体は人間に邪悪な魔法をかける“グランド・ウィッチ”率いる魔女たちだった。彼女たちはとある計画を目論んでいたが、ひとりの少年が偶然魔女の集会でその計画を知ってしまう。