6:モッツァレラチーズとアンチョビのインカロッツァ

<材料/4人分>

  • 食パン 2cm幅にスライスしたものを4枚
  • モッツアレラチーズ 100g
  • アンチョビ(チューブ入りペースト) 10g
  • 卵 1個
  • 小麦粉・パン粉 適量
  • サラダ油(揚げ油) 適量

<作り方>

  1. ボウルにモッツアレラチーズ、アンチョビを入れてよく混ぜ合わせる。
  2. 1を食パン2枚に塗り、パンではさむ。
  3. 小麦粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつけ、180℃の油で揚げる。

「カロッツァ」は、イタリア語で「馬車」という意味。「馬車に乗ったチーズ」というネーミングの揚げパンで、もともとはナポリの郷土料理だそうです。

衣のサクサク感とチーズのトロ~リ感はきっと子どもも大好きなはず。クセのあるアンチョビもマイルドな味わいに。

もし、アンチョビは子どもが苦手かも…と気になる方は、味わいは少々変わってしまいますが、ツナなどに変更して作ってみてもいいかもしれません。

今回ご紹介したレシピは、数々のイタリアンレストランで修行を積んだ木村秀行シェフが考案したもの。全世代が楽しめる食パンという素材を、木村シェフが親しみやすいパーティーレシピとしてアレンジした今回のメニューは、ぜひ試してほしいものばかりです。

ハレパンが近くにない方は、別の高級食パンや、普通の食パンで試してみてもおいしいと思いますよ。

どれも簡単なレシピなので、子どもに手伝ってもらいながら一緒に作るのも盛り上がりそうです。

おうちで楽しむ人が多そうな2020年のクリスマス。いつもの食パンを少しパーティー仕様にアレンジして、親子で楽しんでくださいね。(※ハレパンの純生食パンは、はちみつが入っているため1歳未満のお子様は食べられません)

【レシピ考案】木村秀行シェフ

無類のイタリア好きが高じて、服部栄養専門学校在学中から代官山の「ラ・サルバトーレ」で腕を磨いたのち、本国ローマで修行。
帰国後は広尾の「ラ・ビスボッチャ」、中目黒の「ラ・ルーナ・ロッサ」、赤坂の「ペスケリア ラ・ルーナ・ロッサ」、虎ノ門の「マチェレリーア」でシェフとして活躍。
2020年のクリスマスに自身の店舗「タベルナ・バルボーネ」をオープン予定。

 

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。