20連発のナパームシーンとエクレアの行方に注目して!

『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』

──では、映画の撮影中に印象的だったことがあれば教えてください。

内藤 ナパームは何回か経験させていただいたんですけど、映画では20連発のナパームのシーンがあって! 山が燃えちゃうんじゃないかっていうくらいすごい迫力でした。

あと、テレビシリーズでは合成で剣に炎をつけてるんですけど、映画では本物の炎を使っているんです。

山口 倫太郎のシーンといえば、劇場版でもエクレアが登場しまして。今回は食べることができたのかを、ぜひ確認していただきたいですね(笑)。

お話としては、仮面ライダーってこういう使命を持って戦ってるんだな、と明るい気持ちになれる作品になっていると思います。

──ドラマ版の撮影において、映画での経験が還元されそうだなというような感覚はありますか?

山口 6人で揃って変身をして戦うのが初めてで。今までも、みんなでやっていこうという感じはありましたけど、映画を経てそれがより強くなったと思います。関係が密になった感じが映像に出ていたらうれしいですね。

内藤 映画では6人が横並びで歩くカットを撮ったんですよ。横から撮影しているカメラに、みんなの顔がちゃんと映らないといけないので、誰かが前に出たり遅れたりしちゃいけなくて。

6人でやったことのない経験だったので、相手の芝居を受けて演じるというところが成長できているんじゃないかなと思います。

山口 それぞれ映画の見どころでもあるから、注目して観てほしいよね!

──倫太郎の台詞から「普通のホモ・サピエンス」という言葉がネットで話題になりましたが、最後に、キャストの中で「この人は普通のホモ・サピエンスじゃない!」と思う人を教えてください。

内藤 僕は仮面ライダースラッシュ(大秦寺哲雄) 役の岡(宏明)くんですね。岡くんは仮面ライダーオタクなので、分からないことを聞くことがあるんですけど、「ちょっと待って、もう大丈夫!」って言っても語り出すと止まらなくて(笑)。

山口 その知識量は普通のホモ・サピエンスじゃない(笑)。僕も岡くんだなって思ってて。彼は、みんなが集中してるときでも、誰かに構ってほしくてそわそわしてる。僕はかわいいなと思いながら、それを見てる側なんですけど。

内藤 あと、仮面ライダーエスパーダ(富加宮賢人)役の(青木)瞭くんの身体能力も、普通じゃない! トランポリンで飛んでから回るアクションシーンで、「軽くポンと飛んで回る感じでいいよ」って言われてたのに、瞭くんは思いっきり飛んで、そのまま助走して転がって。すごくかっこいいシーンだったんですけど、それを一発で決めちゃうのがすごい。

山口 普段、練習してるところをあまり見ないのに、本番1発で高得点を出しちゃう。あと、なんでも知ってるし、やったことがある。

僕たちが話してたことも途中で入ってきた瞭くんの方が詳しくて、いつの間にかみんな瞭くんの話を聞いてる。それか、岡くんと話してるよね(笑)。

内藤 そうそう(笑)。

『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』 2本立て上映
12月18日(金)より公開

スーパーヒーロープロジェクト © 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

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