僕たちの目標は…

『lol-エルオーエル-5th ANNIVERSARY LIVE 2020』 撮影:上飯坂一

佐藤は「今日のために作ってきました」というソロ曲『sink into the dark』でその歌声はもちろんのことスタンドマイクでの大人っぽいパフォーマンス、ダンスと1曲でいくつもの魅力をみせた。

さらに3月24日に配信されたデジタルシングル『blaze』、『lolli-lolli』、『trigger』でトップスピードのままライブ本編を駆け抜けた。

暗くなった会場にアンコールの手拍子が響き渡り始めると、スクリーンには小見山以外のライブ終わりのメンバーが楽屋でくつろぐ様子が映し出される。

小見山が「俺の筋肉からみんなの声が聞こえる」という様子にほかのメンバーも半信半疑だったが、実際にアンコールを切望する声が……!? そして5人はアンコールのステージへ。

ライブTシャツ姿の5人はタオルを手に登場、『HEARTBEAT』でまずはアンコールに応えた。

「アンコールありがとうございます」というhonokaに続き、小見山が「コール&レスポンスがあったおかげで、みんなの想いと俺の筋肉が連動した」とまさかの伏線を明かし、笑いを誘った。

また佐藤は「楽しすぎて(衣装の)股の部分が破れてしまった」など、思い思いの方法で今この瞬間のハッピーさを伝えていく。

『lol-エルオーエル-5th ANNIVERSARY LIVE 2020』 撮影:上飯坂一

アンコールでは、GENICとのコラボ企画も披露。佐藤、小見山とGENIC男子メンバーによる『girlfriend』、hibiki、moca 、honokaとGENICの女子メンバーによる『like that!!』と新鮮なパフォーマンスで会場のファンを魅了した。

「本番というのは本当にあっという間」という佐藤の言葉通り、ライブも残りわずか。honokaが「私たちから改めて感謝の気持ちを伝えさせてください」というとまず最初に口を開いたのは小見山。

「久しぶりにライブをしてめちゃくちゃ楽しかったし、こうして5周年迎えられたのも、今日このステージに立つことができているのもみんなのおかげ。ライブができることがどんなにありがたいかっていうことを今日改めて実感しました。感謝の気持ちでいっぱいです」と、会場に駆け付けたファン、そしてスタッフへの言葉を伝えた。

そして、「みなさんともっともっと大きなステージでライブがしたいなと思っている。これは僕たちの目標です。僕たちはみなさんと一緒に武道館でライブがしたいです。みなさんと一緒に武道館に立って素敵な景色が見られたらどんなに幸せか。今日もすばらしいステージですし、みなさんとこうしてライブを盛り上がれるっていうのは幸せですけど、目標を大きくもってがんばっていきたいと思っています」と新たな目標を口にした。