――では、カスタマイズのファン、そして、この記事を読んでカスタマイズが気になっている人にひとこと!
栗原「カスタマイズは、まだまだ発展途上。演奏もまだ上手くありませんが、これからの僕たちの成長を見守っていてください。カスタマイズだけの“カラー”を大事に活動をしていきます!」
現役の中・高校生から成るカスタマイズ。学業優先で、活動は週末と放課後ということで、この日の取材にも制服姿で現れた。衣装も制服風だが、「10年後のカスタマイズはどうなってると思う?」という質問には、「とりあえず、制服は着てないですね。スーツになってるかも」と答えてくれた彼ら。3月から始めたばかりのバンドだが、今では、メンバー全員で作詞にも取り組み、将来は自分たちの書いた曲を歌いたいという。そして、俳優としての夢は、「仮面ライダー」に出演することだと口を揃える。
これまでは、高校を卒業して、バイトをしながらライブハウスでファンを獲得。レコード会社に認められ、デビューのときにはアラサーなんてことも多かったバンドの世界にも10代のアイドルが進出。「バンドは音楽性が重要、ルックスは2の次」なんて言ってられない時代に。さまざまなジャンルを脅かすイケメンたち。これからの男子アイドル界は、「クロスオーバー現象」に注目!
■カスタマイズ『ハレ晴レユカイ』
デビュー曲はアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のテーマ曲『ハレ晴レユカイ』。
イケメン+アニメ+パンクのクロスオーバー。
■超特急『Shake body』
フォーメーションダンスとキャッチ―な楽曲というK-POPの様式美とのクロスオーバー。
メンバープロフィールにも筋肉担当、末っ子担当などの項目があり、K-POP的。
■DISH //『ピーターパンシンドローム』
ギター、ベース、DJなど楽器を弾きながら踊るという、ダンスとバンドのクロスオーバー。
DISHだけにライブ中には皿も投げる。