"ありのままを生きている方"というのかな。
すごい視点で作品全体を見てくださっているんです。いつも舞台袖から客席とステージを見て、
"今日はここでお客さんが盛り上がった" "今日はここでは盛り上がらなかったな"
と、ちゃんとジャッジして、自分がスヌーピーとしてステージに出る時に、お芝居の受け身を変えていらっしゃったのは、本当にすごいと思いました。
"舞台に生きる" というのはこういうことなんだと、アッキーさんを見ていると思うんです。アッキーさんがスヌーピーという役と重なって見えるんです。スヌーピーの無邪気な感じとか、正解をたどらない感じとか…。
舞台に生きていると、稽古中からも感じていたんですが、本番に入ってからはさらに、プロ意識を強く感じました。
--「正解をたどらない感じ」というのは?
アッキーさんは、正解を作っていないんだと思います。今、その瞬間を生きているというか。
例えば私なら、自分の中で「これが基準かな」というものを作ってしまうんです。
--その時の状況を見て自分を変えていくというのは、また上のレベルですね。
そうですね。キャリアがあるからこそできることだと思うんです。
私自身、今回の作品で、もっとふざけられたり、生で感じたものを受け取れたりするシーンがたくさんあったけど、自分の中で「まだ変えちゃいけない」と思っているんです。そういうシーンでアッキーさんは、
「もっとやっちゃえばいいのに!」って言ってくださってたんですが、それ以上アドリブでやっても、やり遂げられる自信もなくて…(汗)
アッキーさん以外のスヌーピーが想像できないくらい、素敵すぎました。人当たりも本当によくって、皆に優しくて。すごい方なのに、同じ目線でしゃべってくれて。もちろんアドバイスもたくさんしてくださいました。
ご一緒できて嬉しかったですし、また違う作品でご一緒できるように、私もさらに上を目指して経験を積んでいきたいと思います。
--中川さんはスヌーピーとして、"人間ではない役をどう演じるのか"も、とても楽しみに観劇しました。
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[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
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[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
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[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
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[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
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[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。