当時はありませんでした。『転石』は、Kに初めて与えられた曲の中のひとつだったし、チームとしての責任のある曲で、ファンの人とひとつになれる初めての曲だったんです。
それをみぃちゃんはわかっていたと思うんです。
この曲をチームAさんと初めてやるコンサートで歌った時、ファンの人がすごく盛り上がっているのを、当時のチームAの人たちが見て、Kからの勢いをすごく感じていたんだと思います。
--チームKが後ろから追い上げて来ているぞみたいな感じで?
そう、そうだと思います。後ろから来ているかもしれない、波に乗ってるかもしれないぞって、チームAの人たちに思わせたのが、多分この曲だったから。
みぃちゃんがこの曲を選んだのも、"バトンをつなぎたい"っていう思いや、歌詞で「チームK」と歌う曲を、今のチームKの子たちに、"元祖歌っていた、私と才加のツインタワー二人と歌わせてあげたい"っていう思いがあったからだと思うんです。
私たちも、"私たちが伝えられる曲って、この曲しかないと思う"っていう思いで、一緒に歌わせて頂きました。
--元々『転がる石になれ』は、公演の中でどんな部分で歌われる曲なのですか。
『転石』はいつだったかな…、基本的に終盤で、アンコールの時の数曲の中の曲だと思います。大きいコンサートになると、中盤で歌ったりもしますが、初めて披露した時は最後の方に歌う曲でした。
でも、チームKの全員が、この曲を好きかと言ったらそれは分からないです。それぞれが『転石』よりも、もっと好きな曲があるかもしれない。だけどチームKの曲と言ったら、好きとか関係なく、やっぱり『転石』になっちゃう。定番ソングというか。
だからこの曲はひとりや少人数で歌うものでもなくて、人数ありきの曲というか。歌の振り分けもずっとフルで皆が歌っている曲なんです。AKBの曲ってだいたいAメロ、Bメロで別れていたりするんですが、この曲はフルでオールで歌ってるんです。
--チームカラーがすごく出ている曲なんですね。
-
[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
-
[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
-
[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
-
[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
-
[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。