5位『キャラクター』

『キャラクター』 ©2021 映画「キャラクター」製作委員会

公開4週目の『キャラクター』は、累計が観客動員81万人、興行収入11億円を突破しています。

浦沢直樹監督作品のストーリー共同製作者として携わった長崎尚志によるオリジナル脚本を、『世界から猫が消えたなら』の永井聡がメガホンを取り映画化。殺人鬼と出会ったことで、数奇な運命を辿る漫画家の末路を描きます。

共演は、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseほか。

あらすじ:漫画家として売れることを夢見る山城圭吾は、お人好しという性格が災いして悪役を描けず、アシスタントの日々を送っていた。ある日、スケッチに出かけた彼は、とある一軒家を見つけ足を踏み入れる。そこには無残に殺された4人家族と、ひとり佇む男がいて……。

4位『るろうに剣心 最終章 The Beginning』

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』 ©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

公開5週目の『るろうに剣心』後編は、累計では観客動員141万人、興行収入20億円を突破です。

本作では「なぜ、剣心は2度と人を斬らないと誓ったのか?」というシリーズ最大の謎が描かれます。出演は佐藤健、有村架純、高橋一生ほか。監督は引き続き大友啓史が務めました。

あらすじ:動乱の幕末。緋村剣心は、倒幕派・長州藩のリーダーである桂小五郎のもとで暗殺者として暗躍し、最強の人斬り“緋村抜刀斎”として恐れられていた。そんな折、暗殺の現場で若い女・雪代巴と出会った彼は、幕府の追手から逃れるため一緒に農村へ身を隠すが……。

3位『七つの大罪 光に呪われし者たち』

『七つの大罪 光に呪われし者たち』 ©鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪」製作委員会

累計発行部数3700万部を突破する人気コミックの劇場版アニメが初登場3位にランクインです。

初日から3日間の累計では観客動員9万8000人、興行収入1億2200万円を記録。

本作は、原作者の鈴木央が描き下ろしたTVアニメから続く“最終章のその先”を描いた完全新作オリジナルストーリーで、梶裕貴、雨宮天、久野美咲らお馴染みのメンバーが総出演。監督は『図書館戦争 革命のつばさ』やTVアニメ『テニスの王子様』などを手掛けてきた浜名孝行が務めています。

あらすじ:7人の大罪人による騎士団“七つの大罪”の戦いにより、世界は平和と秩序に保たれていた。だがある日、忽然と姿を消したダリアとダブズを先頭に、妖精族と巨人族の軍勢が押し寄せ、混沌の世界へと変えてしまう。敵陣に立ち向かうべく、大罪人たちが再集結する。

2位『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』

『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』 ©2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会

岡田准一主演の大ヒットアクション第2弾。

公開3週目の土日2日間で観客動員8万9000人、興行収入1億2700万円を記録しており、累計では観客動員71万人を突破、興行収入は間もなく10億円に達すると発表されています。

殺し屋を休業し、一般人として生活していた男が因縁の相手と再び対決していく様を描きます。木村文乃、佐藤浩市、山本美月、安田顕らおなじみの出演者に加え、堤真一、平手友梨奈、安藤政信ら新たなキャストが出演。監督は前作に引き続き江口カンが務めます。

あらすじ:伝説の殺し屋・ファブルは、ボスから一年間誰も殺さぬよう命じられ、“佐藤アキラ”の偽名を使い一般人として生活していた。一方、街で暗躍する最強の男・宇津帆は凄腕の殺し屋・鈴木とともに、かつて自分の弟を殺した因縁の敵・ファブルへの復讐に燃えていた。

1位『ゴジラvsコング』

『ゴジラvsコング』 ©2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.

ゴジラとキングコングが対決する『ゴジラvsコング』が初登場で首位に立った。

土日2日間で観客動員29万3000人、興行収入4億6400万円を記録。

客層は7割以上が男性客ながらも、前作を上回る比率の女性も集客しており、初日から3日間の累計では観客動員39万人、興行収入6億円を突破する好スタートをきった。

本作は『GODZILLA ゴジラ』『キングコング:髑髏島の巨神』などの世界観をクロスオーバーさせた“モンスター・ヴァース”シリーズの第4作。

出演はアレクサンダー・スカルスガルド、ミリー・ボビー・ブラウン、レベッカ・ホールの他、小栗旬がハリウッド作品初参戦を果たしている。監督は『サプライズ』『ブレア・ウィッチ』などホラー/サスペンス作品で注目のアダム・ウィンガード。

あらすじ:モンスターの戦いによって壊滅的な被害を受けた、地球。特務機関“モナーク”は、未知の土地で危険な任務に挑み、巨大怪獣の故郷の手がかりを探っていた。そんな折、ゴジラが再び深海から姿を現し、人類は対抗措置としてキングコングを引き出そうとするが……。

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)

1位『ゴジラvsコング』
2位『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』
3位『七つの大罪 光に呪われし者たち』
4位『るろうに剣心 最終章 The Beginning』
5位『キャラクター』
6位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
7位『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
8位『名探偵コナン 緋色の弾丸』
9位『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』
10位『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』

今週末は『劇場編集版 かくしごと ーひめごとはなんですかー』『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』『東京リベンジャーズ』『83歳のやさしいスパイ』『ハニーレモンソーダ』『100日間生きたワニ』『ブラック・ウィドウ』『ライトハウス』などが封切られます。