子どもの頃の話ですね。そうですね…、小さい頃は、常に主導権を握っていたい子どもでした。
大人になった今は、なるべく目立ちたくないし、リーダーの役回りも避けたいと思っているんですが、昔はリーダーや班長になりがちな子どもでした。積極的にやりたがっていたし、「やりなよ」って、周りの皆に言わせるように仕向けていたところもあって(笑)
今とは全く逆ですね。今、人に優しくできている自覚があるから言えることなんですが…、小さい頃は、どちらかというと、いじわるな子でした。だからといって、いじめをしていたわけではないんですが、
「今日はこれで遊ぶって言ったんだから、これで遊ぶよ」とか、
「明日は絶対に、お揃いの服を来てこようね」とか。
「私の言うことを絶対に聞いて」って、友だちに言うような、小学校の低学年の頃はちょっといじわるに見えちゃう子どもでした。
たぶんそれゆえに、子どもならではのストレスを友だちに感じさせてしまって、後々、時間が経ってから、自分がいじめられたり、裏切られたりする事になっていったんです。
あの時は、“なんで、こんな事をされるんだろう”って思っていたけど、大人になってから思い返したら、“自分が友だちにストレスを与える行為をしていたからなんだろうな”って、気づけました。
もちろん、今の自分は、人に優しくできるようになったと思うので、言える話ではあるんですが…。
今はこんなに心穏やかで、すごく優しい…、って、皆が私にどんなイメージを持っているかわからないですが(笑)、子どもの頃は、全くそんな要素はなかったんです。
母親にも言われるんです。「幼稚園の頃は、見るからに気が強そうな顔つきで心配だった」って。
--お兄ちゃんの存在は影響していますか。自分も男の子のようにふるまうことで、気が強そうに見られてしまったとか。
お兄ちゃんがしょっちゅう家に友だちを呼んだりしていたので、その中に混じってよく遊んでいました。小さい頃から男の子と遊ぶのは当たり前の環境だったというか。
放課後も、男子と一緒にドッチボールしたりして、男子を引き連れて遊びに行くような子どもでした(笑)。“子どもあるある”だと思うんですが、口の聞き方も、超絶悪かった時もありました。わざと男口調でしゃべったりして。
“うるせぇ””ふざけるな””だまれ”とか、日常茶飯事でした(汗)
--男の子になりたかったとか!?
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