どうなんだろう。私は同じクラスの女子が着ている、フリルのついたスカートやワンピースをすごくかわいいと思っていたんだけど、親の教育というか、そういう服は絶対に着せてくれなくて。
兄たちのお下がりを着ていたので、自然とメンズっぽい服装になってました。でも、後々ボーイッシュな雰囲気が好きになったので、結果としてはよかったと思っていて。そのきっかけはやっぱり、女の子っぽい服を着てこなかったことが大きかったと思っています。
そんな感じで、子どもの頃はすごく活発な子だったけど、人前に立つのは好きじゃなかった。発表会とか、人前でスピーチをしたり、読書感想文を読んだり、授業中に手を挙げて意見を言ったりするのは、本当に好きじゃなくて。
人前に立つのは、今も昔も好きじゃないです。
だから、AKB48の総選挙のときのスピーチは本当に苦手でした。でも、スピーチの時は、もう感極まっているから、緊張も解けた状態で話せてはいましたが。とはいえ、素の状態では無理だし、MCも元々苦手です。
素の自分ではなくて、着飾って人前に出たり、ひとりじゃなかったりするから、今は、楽しくお仕事できているけど、本当に不思議ですね。今、人前に立つお仕事をしているのが(笑)
--そんな佐江ちゃんがエンタメに導かれたきっかけは何だったのか、興味があるところですが、例えば学芸会で何かをやったとか思い出はありますか?
小学生の頃は、2年に1回学芸会があって、いいポジションの役まわりをやっていましたが、それもやりたくてやっていたわけではなくて。。
--というと、やっぱり周りから言われて?
先生から「やってみなさい」とか、友だちから「やりなよ」って言われて、オーディションを受けた結果、受かってやることになったという感じです。
自分から手を挙げる事はなかったですが、ただ、リーダーにはなりたいというか。なりたいけど、自分では言えないから、周りに言わせるように仕向ける子どもでした。
--でも、連載がスタートしてから今まで、“周りに言わせる”ようなところは全く見られませんでした。いつ頃変わったのでしょうか?
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[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
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[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
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[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
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[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
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[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。