4.だらだらとスタンプを連投する

スタンプ好きのママにありがちなのが、スタンプの連投です。こうしたママが数人いると、メンバーにはひっきりなしに通知が来ることになり、負担です。スタンプのやりとりはほどほどに。

また、いつやりとりを終わらせるか迷うのがスタンプですが、相手から送られると必ず返さなければと考えるママもいるので、何ターンか続くようなら、相手のスタンプで止めることも、配慮のひとつです。

5.自営ママが営業メッセージを送る

アロマやメイクなどの資格をとって、自宅で講座を開講するなど、ママのミニ起業がブームになっています。こうしたビジネスをしているママが、自分の商品やサービスを進める営業メールをグループに送ることは控えましょう。

1対1で送られたメッセージなら、やんわりと断りやすくとも、大勢が見ているグループに送られると、メンバーはどう返事をしてよいかわからず、グループ自体が微妙な空気になってしまいます。

お知らせしたい情報がある場合は、興味のありそうなママに売り込むのではなく「こんなことができますよ」と相手のメリットを伝えるスタンスで伝えましょう。

6.会話の途中で違う話題に切り替え、やりとりを混乱させる

バザーの話をしていたと思ったら、途中で保護者会の話を投入してくるなど、やりとりを混乱させるメッセージはNGです。返信のタイミングによっては、話題が噛み合わず、ちぐはぐなやりとりになってしまいます。

どうしても急ぎで確認しなければならないことがあるときは「別件で悪いんだけど~」と切り出しましょう。ある程度結論が出たら「〇〇の話に戻すね」と、軌道修正することも忘れずに。

7.一部の人しかわからない話で盛り上がる

グループ内で、一部の人しかわからない会話で盛り上がる。これは、何のことだかわからないメンバーにとっては、とても不愉快です。

話題に限らず「〇〇ちゃんママ」など、一部の人しかわからない固有名詞も同様。「〇〇ちゃんママって誰?」とは聞きづらいものです。

そうした情報を共有しなければならない場合「〇〇ちゃんママ(もも組の役員さんです)に確認するね」など、かっこ書きで注釈を入れるとよいでしょう。

以上、ママ友グループLINEで注意したいことをお伝えしました。

LINEの使い方、考え方は人それぞれですが、お互いが気持ちよくコミュニケーションをとれる配慮をしたいものですね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。