
はい。まだお稽古に入る前なんですが、前回の朗読劇『#ある朝殺人犯になっていた』で言われたことを振り返って、あのときの経験をちゃんと生かさなきゃと思っています。(第33回)(第35回)
前回の『#あるはん』は、映像や生演奏が入った、朗読劇のなかでも珍しいタイプの作品だったと思うんです。
今回は、まだなんとも言えないのですが、前回よりも、朗読劇の要素がより強い作品なんじゃないかと想像しています。
--聞くところによると、佐江ちゃんは3つの役柄を演じるそうですね。
そうですね、難しいのかなぁ。。
『#あるはん』で朗読劇の難しさを経験して、その次に出演した『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』でも、「声色だけで感情を表す」っていう大きな壁にぶち当たって。
やっぱり、目をつぶって聴いている人にも、感情がどう動いているかを伝えるのって、自分が思う以上に難しくて。
喜怒哀楽のような大きな感情より、もっと細かな感情の動きは、その人の動作が目で見えていればわかると思うんです。「今、悩んでいるんだな」とか、「口ではこう言っているけど、心の中では違うことを考えていそうだな」とか。
でも、それを声だけで伝えるのは、声のプロではない私にとってすごく難しくて。今回の朗読劇を通して、そういう「難しさ」を少しでも改善して、作品が終わった後に「楽しかった」って、言えるようになれたらいいなと思っています。
「100」は難しいかもしれないけれど、「100」を目指しつつ、少しでもそこに近づけるように、自分の中で、いいバランスを取りながら作品に臨みたいです。
--とっても楽しみですね。稽古のエピソードや、本番のお話は、次の取材でお聞きできたらと思います。よろしくお願いします。
はい、ありがとうございます!
--さて、ここから後半は、最近、佐江ちゃんのSNSで気になった、あの失敗談について聞いてみたいと思います。iPhoneを新しくして、データ移行で失敗してしまったそうですね。
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[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
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[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
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