私は逆に"ゆっくりしゃべらなきゃ"と意識をしていたこともあり、台本を見るために『下』を向いてしゃべるので『舌』の位置が下がってしまって余計にかみやすくなっていた気がしましたね。自分の舌が長いせいもあると思いますが、、。
本番では、稽古で演出家さんから言われていたことを頭に入れつつも、演じるのはやっぱり自分自身だからとオリジナリティ溢れた感じで、すごく集中して演じていたなと思っています。
--今回、佐江ちゃんが演じたのは「ネリー」と「アンリエット」という、怪盗ルパンにとって大切な存在の2人の女性でしたね。似た面影をもつ2人の女性の演じ分けは、難しくなかったですか?
私はあえて、2人の声に大きな特徴を作って、演じ分けなくてもいいのかなと思っていたんです。というのは、仮に2人の女性が、同じ時間に生きているなら、演じ分けが必要だけれど、2人のうちの1人は過去に生きていた女性で。
ルパンが恋をしてしまった女性「ネリー」は、ルパンの亡くなってしまったお母さん「アンリエット」に似ている。「アンリエット」は、今、ルパンの目の前にいる「ネリー」に似ている。
この2人の女性の「ひも付け」が、普通の演劇やミュージカルよりも、分かりやすい方が、聞いている人、観ている人に分かりやすいと思ったんです。演出家さんにも「2人の女性の色を変えて」と、言われていたわけではなかったので。
でも2人の女性は年齢が違うので、自分の中ではなんとなく、現実を生きているネリーは少し高めの声で、過去に生きていたアンリエットは少し低めの声でしゃべっていたつもりです。それが皆さんに伝わっていたかは分からないですが。。
今回は、共演者さんたちのすごさに感化されたという感じで演じていました。
--素朴な疑問ですが、朗読劇は舞台やミュージカルと違って、舞台上での動きも制限されていますよね。その中で、パフォーマンスする緊張感は、普通の舞台とはまた違うものなんでしょうか。
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[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
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[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
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[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
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[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。